日本代表は6月2日、パラグアイ代表と強化試合を行ない、4対1で快勝した。欧州組アタッカー陣のコンディションの良さが目立つゲームとなった。

 36分に浅野拓磨が得意のスピードを活かし、ディフェンスの裏を突いてのループシュートで先制すると、42分に鎌田大地が頭で決め追加点。さらに60分に三笘薫、85分には途中出場の田中碧がネットを揺らし、計4得点と決定力の高さを見せつけた。
  この試合では序盤から決定機が数多く生み出された。得点シーン以外でも、5分に堂安律が相手ゴールキーパーに阻まれたものの枠を捕らえたシュートを放ち、その6分後には三笘のドリブル突破からのセンタリングを、鎌田がダイレクトで合わせるという決定機が生まれている。

 6日のブラジル戦も含め今後、多くの選手が定位置獲得や登録メンバー入りを目指し、競争がさらに激化することは明らかだ。そして日本代表の攻撃陣の中では、今季セルティックでタイトル獲得の原動力となった、古橋亨梧と前田大然も当然のように代表の主力候補に挙げられる。

 パラグアイ戦ではともに、ベンチからのスタートとなったものの、前田は後半初めから、古橋は82分から投入され、初めて「セルティックコンビ」が同時に代表のピッチに立った。得点こそなかったものの、前田は幾度となく決定機に絡み、古橋もおよそ7か月ぶりの代表の舞台でキレのある動きを見せた。

 そして、その両プレーヤーのクラブでの活躍をシーズン中から追い続けてきたセルティック専門メディア『The Celtic Star』でも、昨日のゲームでの動きにフォーカスしている。

 同メディアは「マエダは日本のビルドアップに大きく関与し、途中出場から効果的なプレーを見せ、ワールドカップ出場へのチャンスを逃さなかった」とパフォーマンスを称えている。

 また、森保一監督が現在世界ランク1位のブラジル戦では、さらにスピードを活かす戦いで挑むことを語っていたとして「マエダとキョウゴはこの日、限られた時間しかプレーしていないが、ブラジル戦に向けて監督の頭の中にあるのは明らかだ。両選手が先発出場する可能性が出てきた」と次戦への期待を込めた。

 攻撃陣がそれぞれの特徴を発揮して勝利を手繰り寄せたパラグアイ戦。古橋、前田の両プレーヤーは、得点嗅覚やスピードといった持ち味をブラジル戦でも示し、混戦のポジション争いを抜け出せるか、大きな注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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