6月7日、国際スケート連盟(ISU)の総会がタイのプーケットで行なわれ、フィギュアスケートのシニア大会の年齢制限を現在の15歳から段階的に17歳に引き上げると可決した。

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 決定の背景にあるのは、当時15歳だったカミラ・ワリエワ(ROC)が、北京五輪団体で金メダル獲得に貢献した後に、禁止薬物に陽性反応を示した騒動。16歳未満が「要保護者」に該当することを理由に個人種目への出場を認められたが、これにより未成年の選手を守るべきだと年齢制限引き上げの必要性が叫ばれていた。

 この決定に1998年長野五輪のフィギュアスケート女子シングルで、史上最年少となる15歳8か月で金メダルを獲得したタラ・リピンスキー氏が反応。彼女は、戸惑った様子で「私の考えを皆さんに伝えるのに少し時間がかかった」と報告し、自身のSNSで持論を展開した。

「このルールがどうやってアスリートを守るのか?彼らは、15歳の少女が関与する世界的なスキャンダルから保身に走った。しかし、この状況下でトレーニングを続けるシニア競技の資格がない選手はまだ存在する。あなたはその演技を見ることができない。ただ埋もれてしまう」
  2026年に開催予定のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪は17歳以上が対象となり、女子では、現在13歳で4回転ジャンプを武器とする期待の新星、島田麻央(木下アカデミー)が出場できない。この決定は、今後も様々な意見が飛び交いそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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