“ワンマンショー”と呼ぶにふさわしい、圧倒的な活躍だった。現地時間6月21日から連夜のハイパフォーマンスを披露した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 投打で米球界を熱狂させた。21日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で4打数3安打、2本塁打、8打点と打撃で魅せた大谷は、翌22日に行なわれた同カードでは「2番・投手兼DH」で今季12度目の先発登板。多彩な変化球を自在に操り、メジャー挑戦後では自己最長となる8回(108球)を投げ、被安打2、13奪三振、無失点と貫禄を見せつけ、今季6勝目をマークした。

 当代では唯一無二と言われる二刀流戦士たる所以を存分に発揮した27歳。当の大谷本人は「勝ててホッとしてます」といつも通りに淡々と試合を振り返ったが、米メディアを筆頭に周囲からの反響は収まる気配がない。

 そうしたなかで興味深い意見を投じたのが、元オークランド・アスレティックスのダラス・ブレイデンだ。

 2007年から約4年に渡ってアスレティックスでプレーし、2010年シーズンには5月のタンパベイ・レイズ戦で完全試合をやってのけた実績を持つブレイデン。現在は米スポーツ専門局『ESPN』でアナリストを務めるなど幅広く活躍している左腕は、大谷の出色のパフォーマンスに居ても立っても居られずに、次のようにツイートした。

「あなたが推しているMVP候補が、前日に2本塁打を放ち、翌日に8イニングで13奪三振をマークした場合には、たぶんMVPに関する話はしないでしょ。つまりジャッジのやっていることは、去年のブラッド(ブラディミール・ゲレーロJr.の愛称)と同じぐらいにかわいいものなんだ」
  もっとも、ブレイデンの指摘したアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の今季の快進撃も凄まじい。現地時間6月23日時点で、打率.304、27本塁打、53打点、OPS1.037と打ちまくっているのだ。

 当然、ジャッジはMVPの有力候補に挙げられている。事実、大谷を推挙したブレイデンの投稿にはファンから「あのさ、(ジャッジは)65本塁打ペースなんだよ?」というコメントも寄せられた。

 しかし、投手としてMLBの酸いも甘いも熟知する左腕は、こう返信してみせる。

「じゃあ、彼と投手成績を比較してみてくれ。返事を待ってるよ」

 日本人史上初の2年連続MVPを期待させる大谷。間違いなく球史に残る偉業へ邁進し続ける偉才の一挙手一投足への注目度は日々膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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