現地時間6月24日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、本拠地エンジェル・スタジアムで行なわれているシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。第2打席に3試合連続となるヒットを放つが、チームを勝利には導けなかった。

 今月21日からのカンザスシティ・ロイヤルズとの2連戦で、1試合8打点の翌日に12奪三振以上をマークした史上初の選手となった大谷。さらに今月の長打率.699(現地時間6月23日時点)が、6月の同スタッツでは過去80年で最高というスラッガーには、当然マリナーズバッテリーの警戒は強まった。

 2死無塁で迎えた初回の第1打席は1球もストライクを入れられずに勝負を避けられるような形で四球。さらにマリナーズ戦に滅法強いマイク・トラウトの今季22号となる一発で1点を返したエンジェルスが1対3と追い上げていた4回の第2打席も3-0とボール先行の配球が続いた。

 だが、好調を保つ大谷は、相手先発クリス・フレクセンの直球を打ち砕く。見逃せばボールとも言える内角への93.7マイル(約150.7キロ)の4シームをジャストミートすると、111.3マイル(約179.1キロ)の鋭い打球はライト前へと抜けた。
  6回表に1点を加点されて1対4と差を広げられたエンジェルスは6回裏にすぐさま反撃。トラウトのタイムリースリーベースヒットで2点差に迫ると、大谷がこの日3度目の打席に立つ。終盤戦に向け、これ以上の失点を防ぎたいマリナーズは投手交代を決断。左腕のライアン・ボルッキを投入する。

 自身への対策として投じられた左腕に対して、背番号17は積極果敢にひっぱたく。初球に投じられたインハイへのカットボールを打つが、バットの根元に当たった打球はボテボテの一塁ゴロに。結果的に3塁ランナーのトラウトは生還し、大谷には打点「1」がついた。

 その後、1点差のまま推移していった試合は、マリナーズがリードした8回に大谷にふたたびチャンスが訪れる。

 前の打者のトラウトが歩かされて1死一塁で打席に立った大谷は、マリナーズの4番手アンドレス・ムニョスと対峙。だが、この緊張感のある場面で相手バッテリーが攻め方を一変させる。これまでとは打って変わってストライク先行の投球を披露すると、わずか2球で追い込み、最後は真ん中高めに渾身の100マイル(約160.9キロ)の4シームで空振り三振に切って取ったのだ。

 結局、幾度となくチャンスを創りながらも活かしきれなかったエンジェルスは、マリナーズに3対4で敗戦。22日の試合から続く連勝とはならなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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