昨シーズンに大ブレイクを果たし、“二刀流”としてMLBを席巻し続けている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。これまでも数々の記録を打ち立てているが、この6月のパフォーマンスは驚異的だった。

 11試合連続安打をはじめ、キャリア最多8打点を記録。8打点の翌日にはキャリア最多13奪三振をマーク。ほかにも自身最速118マイル(約189.9キロ)の本塁打を計測するなど圧巻の一語。投打にわたって球場を盛り上げた。

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 そんな偉才には、OBも目を見張っている。2015年にはエンジェルスの外野手としてプレーし、引退後は『Fox Sports Southwest』で解説を務めるデビッド・マーフィー氏は、大谷について「誰にでも出来ることではなく、特別なタイプの選手でなくてはならない」と米メディア『Fanatics View』で称えた。

 そして同氏は、「一緒にプレーした仲間のなかには、機会があれば二刀流にチャレンジしていた人もいたかもしれないけど、彼のように投打で最高の存在になれていたかは不明だ」と語ったうえで、サムライの凄さをこう強調する。
 「元投手で肘を壊し野手に転向した選手もいた。たとえ二刀流を選んでいたとしても、先発であっても下位打順だったと思う。もしくは中継ぎかクローザーを選んで、上位打線だったかもしれない」

 プレーヤー目線で大谷を分析したマーフィー氏は、「だけど、彼は両方でトップだ。こんな逸材は滅多にいないね!」と絶賛。また「私たちの時代で言う“ベーブ・ルース”なのか?」という質問には、「時代や世代を越えた選手の比較はあまり好きではないんだ。分かると思うけど、100年違うと野球が大きく変わっている」と前置きし、以下のように続けた。

「もしショウヘイ・オオタニを2022年かベーブ・ルースの時代に連れていくことができれば、比較することはできただろう。ただ、そういう比較がしたくなる気持ちは私にも分かるよ」

 今季もMVPを獲得する勢いで躍動する27歳。そんな彼は、今シーズンどんな偉業をやってのけるのだろうか。引き続き、その一挙手一投足に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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