現地時間7月4日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、敵地ミルウォーキー・ブルワーズ戦に「4番・右翼」で出場。自身初となるランニングホームランを決めるなど、4打数2安打1打点と完全復調を猛アピールした。

 5月26日ぶりにメジャーの舞台に戻って来た27歳は、1対1の同点で迎えた9回1死で第4打席に入ると、4番手左腕ジョシュ・ヘイダーの甘く入った95.5マイル(約153.7キロ)のシンカーを左中間へ運んだ。

 勢いよくフェンスに当たった打球は、跳ね返り方向転換。相手守備がボールを拾うのにもたつく間、鈴木は一気に加速。二塁を蹴った後、三塁コーチャーが腕を大きく回しているのを確認したサムライは、捕手のタッチを上手くかわしながら、勝ち越しのホームインをスライディングで決めた。

 MLB公式メディア『MLB.com』によれば、試合後に鈴木は「僕にとって大きな意味がある試合だった」と喜びを口にした。ランニングホームランについては、「足がもつれそうだったので、誰かがストップと言ってくれるのを待っていた」とジョークを飛ばし、「三塁を回ったとき、キャッチャーがこちらに向かってくるのが見えた。また怪我をしたくないと思ったので、怪我をしないようにベストを尽くしました」と振り返った。
  鈴木が2-1とした直後の9回裏に失点を許し、再び同点としたリリーフのデビッド・ロバートソンは、「セイヤは信じられない」と称えたうえで、「あまり起こりえないランニングホームランを見せてもらった。リトルリーグのようなホームランだった」と語った。

 またカブスを指揮するデビッド・ロス監督は、「彼は何も出来ない自分がずっともどかしかったに違いない」と言い、「だからゆっくり治す時間を与え、100%の状態にしてもらった。それにしても彼の状態はとてもいいね」と絶賛する。

 延長戦に持ち込まれた試合はビクター・カラティニに3ランを許し、カブスが逆転負けを喫した。

構成●THE DIGEST編集部 

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