再び自らのバットで“自分自身”を助けてみせた。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間7月13日に行われているヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手」で先発出場すると、2回裏の第2打席にタイムリー三塁打を放つ離れ業を披露した。

 今季何度目となるか分からない、チームが連敗状態で迎えた先発マウンドに上がった大谷。初回先頭のホゼ・アルトゥーベに四球を与える立ち上がりとなったが、2者連続三振を奪って無失点に抑えると、続く2回も2つの三振をスコアブックに並べた。

 その裏の攻撃。エンジェルスは連打で先制点を挙げると、2死ながら一、二塁の状況でこの日2打席目が回ってきた。初回は空振り三振に終わった大谷だったが、カウント1―1からインコースの95.5マイル(約154キロ)の4シームを強振すると、打球は瞬く間にライト線へ抜けていく。
  大谷が俊足を飛ばして三塁を陥れる間、2人の走者はホームに帰り、“投手・大谷”に貴重な2点をプレゼントしてみせたのだった。この見事なバッティングに、他でもない驚愕の表情を浮かべたのが、アストロズ番記者のチャンドラー・ローム氏だ。「ショウヘイ・オオタニは信じられない」との一言で、この離れ業に賛辞を送っている。

 さらに、エンジェルス地元放送局のエリーザ・ウェストン氏も「本当におかしいわ。オオタニが2点三塁打を放ちました。そして彼はまた、2回で4つの三振を奪っているのです」と目を丸くしていた。

 エンジェルスの投手が三塁打を記録するのは、ここ50年間で初の偉業でもあった。これまで数々の記録を築き上げてきた偉才に、また一つ新たな勲章が加わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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