現地時間7月16日、プレミアリーグのブライトンは、ポルトガル・リスボンで同国1部のエストリウと親善試合を行ない、4-1の勝利を収めた。

 エスタディオ・ピナ・マニクで行なわれたこの一戦、昨季はベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)で1シーズンを過ごした三笘薫が、レンタルバックされたブライトンで実戦デビュー。2-1でリードして迎えた後半開始時、レアンドロ・トロサールとの交代でピッチに立った。

 そして65分、右サイドを攻略したパラグアイ代表MFフリオ・エンシソのゴールライン際からのクロスを、ファーサイドから中央に入った三笘がノーマークで難なく合わせ、チームに3点目をもたらした。ちなみに86分には、三笘同様に昨季はユニオンSGでプレーしたFWデニズ・ウンダフがダメ押し弾を決めている。

【動画】三笘薫が新天地デビュー戦ゴール!エストリウ戦ハイライト
 チームは三笘のゴールの場面を、SNSで「ミトマーーー! アルビオン(ブライトン)の素晴らしいプレー。デニズのフリオへの配球に始まり、フリオは彼のマーカーを容易にかわし、カオルは軽くタッチして決めた!」と伝えた。

 試合後、グレアム・ポッター監督はチームに対して「試合に臨む姿勢は素晴らしかった。嬉しく思う」と賛辞を贈ったが、初の実戦でしっかり結果を出した三笘は自身のSNSでゴール場面の動画を公開するとともに、アシストのエンシソに対しては「サンキュー、フリオ」と感謝のコメントを投稿した。

 また、ブライトンのストライカーであり、このエストリウ戦でも1分、11分と2ゴールを挙げたニール・モパイは、「我々は強力なチームを持っている。新しい選手が何人かおり、彼らとのプレーを楽しみにしています。今週は一生懸命トレーニングし、互いをよりよく知ることができた」とキャンプを振り返り、「デニズとカオルは最初のゴールを決めた。誰もが一生懸命プレーし、ピッチで時間を過ごしました。ポジティブな週末のポジティブな試合だった」と、三笘にも言及している。

 現地メディアでは、ブライトンの地元紙『The Argus』が「モパイが2点、そして三笘、ウンダフがエストリウからゴールを奪った」と事実を伝えるとともに、後半から2列目の両サイドに張ったアタッカー(右がエンシソ、左が三笘)について「2人とも守備の責任はあまりないようだったが、それは試合の進め方が原因だったのかもしれない」と分析した。
  彼が昨季までプレーしたベルギーのサッカー専門サイト『voetbalnieuws.be』も興味を示し、「昨季のブリュッセルでの英雄的な働きの後、三笘とウンダフは期待されているが、彼らは土曜日に早くも脚光を浴びることができた。2人とも、まだベンチからスタートしなければなかったが、昨季のベルギー最優秀プロ選手が攻撃を開始し、日本人の相棒がこれを完了した」と報じている。
 
 また、ポルトガルの日刊紙『A bola』は、この日、午前午後で2つの試合を戦った(午前はマフラに1-0の勝利)エストリウの戦いぶりを報じた記事の中で、後半のブライトンについて「再び強くなったことが明らかになり、三笘とウンダフによって得点を2倍(4点)にした」と綴った。

 ウンダフからは「カオルは、相手選手と対峙しても、ドリブルで1人、2人と突破することができる。サイドでスピードがあるタイプで、彼からは多くのパスが出される」と評され、新天地でも期待を寄せられている三笘(地元メディア『Sussex Live』より)。上々のスタートを切った彼が、世界最高峰といわれるプレミアリーグでも、昨季のような切れ味を発揮するか、要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
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