現地時間7月19日、ドジャー・スタジアムで行なわれたMLBのオールスターゲームは、アメリカン・リーグが、ナショナル・リーグを3対2で接戦を制した。

 大都市ロサンゼルスでの開催とあって、試合前から例年以上の盛り上がりを見せた今季のオールスター。初回、大注目のなかで打席に立った「1番・DH」で先発した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、ナ・リーグ先発左腕クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)からオールスター初ヒットを、初球でセンター前に運んでみせ、試合は華々しく幕を開けた。

 均衡が破れたのは1回裏だった。ナ・リーグは地元ドジャースのスターであるムーキー・ベッツ(ドジャース)のセンター前タイムリーで先手を取ると、さらに4番のポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルス)がソロ本塁打を放ち、2点を先行したのだ。

 ただ、ア・リーグはド派手な打撃で試合をひっくり返す。4回表にジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)の打った瞬間にそれと分かる凄まじい当たりの2ラン本塁打で同点とすると、続くバイロン・バクストン(ミネソタ・ツインズ)のソロ本塁打で逆転。怒涛の一発攻勢で逆転してみせた。

 その後、両軍の緊張感のある投手戦が繰り広げられ、スコアボードにはゼロが刻まれていく。そのなかで、今季の現役引退を決め、いわば“レジェンド枠”で特別選出をされたアルバート・プーホルス(カーディナルス)とミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)がそれぞれスタンディングオベーションの中で打席に立つなど、話題となるシーンは目白押しとなった。
  7回以降も一進一退の攻防は続いた。そのなかで1点をリードしたア・リーグは、7回にホルヘ・ロペス(ボルティモア・オリオールズ)とグレゴリー・ソト(デトロイト・タイガース)、8回をクレイ・ホームズ(ニューヨーク・ヤンキース)とリアム・ヘンドリックス(シカゴ・ホワイトソックス)と、オールスターならではと言える細かい継投を披露。ナ・リーグ攻撃陣に反撃の余地を与えずに、イニングを消化していった。

 もっとも、両軍ともに終盤は得点を奪えなかった。しかし、守備力で相手を上回ったア・リーグは、最終回は今季リーグ2位の19セーブを挙げているエマニュエル・クラッセ(クリーブランド・ガーディアンズ)が最速100マイル(約160.9キロ)のカットボールを軸にした投球で三者連続三振で仕留め、快哉を叫んだ。

 なお、今年の勝利でア・リーグはオールスター9連勝。通算成績を47勝2引き分け43敗としている。

構成●THE DIGEST編集部

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