現地時間7月22日、今夏にブンデスリーガのシャルケに加入した吉田麻也がエールディビジの古豪トゥエンテとのプレシーズンマッチにスタメンで出場。74分までプレーした後半まで1-1のタイスコアで進んだ試合は、33歳の日本代表DFがベンチに退いた後の82分と89分に立て続けにゴールを奪われたシャルケが敗れた。

 欧州に渡り15シーズン目の33歳は、新たな戦いに挑んでいる。サンプドリア退団後はJリーグクラブ復帰も囁かれるも、欧州の地にとどまることを決断。来月にはまたひとつ年齢を重ねる吉田は、5大リーグで新シーズンを迎えている。

 シャルケのプレーヤーとして初めての実戦となった今月13日のサレルニターナ戦や、高評価を得たアウクスブルク戦に続き、日本代表CBの存在感がひと際光った。プレシーズンゲームでの好プレーを見せ続けているベテランには早くも、現地メディアからは厚い信頼を置かれている。

 現地時間7月22日には、地元ニュースサイト『DERWESTWN』が、シャルケの新加入選手の特集記事を配信。そのなかで、「すでにプレシーズンの動きから主役として扱われている」とこの上ない賛辞が贈られた。
  同メディアは、「スポーツディレクターのルーベン・シュレーダーがまたやってくれた。昨年の巧みなマネジメントにより1部復帰を成し遂げたように、今季もわずかな資金でシャルケを再建した」と補強を言及。そのうえで、「コウ・イタクラの引き留めに失敗したが、再び日本人のセンターバックを獲得した。ヨシダは、同胞のイタクラと同じく、すぐに周囲を納得させることができる」と吉田の印象を記した。

 加入後からここまでのパフォーマンスについては「この新戦力はFCシャルケのファンを納得させるのに45分しか必要かった」と称える同メディアは、「このベテランがシーズンを通してこのレベルを維持できれば、シュレーダーはまたしても王様のような移籍を成功させたことになる。シャルケのファンはすでに有頂天になっている」とも称賛した。

 そして、これまでのキャリアについては「日本代表としてすでに119試合に出場。日本代表のキャプテンでもある」と紹介。早々に新天地で信頼を勝ち取っている吉田。その高いリーダーシップは、クラブ、そしてカタール・ワールドカップの舞台でも必要とされるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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