レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルックのビッグ3を擁しながらも、昨季はプレーオフどころかプレーイン・トーナメント参戦すら逃したロサンゼルス・レイカーズ。依然としてウエストブルックにはトレードの噂が付きまとうものの、再びこのトリオ体制で臨む今季こそ、絶対に失敗は許されないシーズンとなるだろう。

 そんな“堕ちた名門”の立て直しを託された新指揮官のダービン・ハムは、スティーブン・ジャクソンとマット・バーンズ(ともに元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)が共同ホストを務めるポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演し、今季のレイカーズの“最重要選手”について言及。ハムが名前を挙げたのは、大黒柱レブロンでも、不振からの脱却が望まれるウエストブルックでもなく、デイビスだった。
 「AD(デイビスの愛称)なしでは上手くいかない。ブロン(レブロンの愛称)とラス(ウエストブルックの愛称)を軽視しているわけじゃないよ。彼らも自身が誰であるかを示すはずだ。ブロンは今後も偉大であり続けるつもりだし、ラスももっといいシーズンを送るだろう。

 だが、特に新加入の選手や若手たちにとって、ADの存在は何よりも重要なものとなるだろうね」

 平均20点、10リバウンドが期待でき、ディフェンスでも抜群の存在感を発揮するデイビスの実力に疑いの余地はなく、コートに立てばチームの助けになることは間違いない。その一方で、一昨季は36試合、昨季も42試合に欠場と、もともとの故障体質に拍車がかかっており、戦力として計算しづらくなってしまっているのが現状だ。

 今季こそ健康体を保ってコート上で暴れ回り、新指揮官の期待に応えることができるか。キャリア11年目を迎える29歳のスタービッグマンにとって、2022−23シーズンは真価を問われる年になりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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