暗いトンネルからなかなか抜け出せないようだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間7月25日、敵地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズに0対7で敗戦。前日は大谷翔平の先発登板以外では約1ヵ月ぶりの勝利を飾り、6月26〜27日以来となる連勝を狙ったものの、あえなく幻に終わっている。

 通算222勝の大ベテラン、ザック・グレインキーと相対したエンジェルス打線。晩年は変幻自在の老獪なピッチングが目立つ右腕をどう攻略するか注目されたが、5回3安打無失点と封殺される。頼りの大谷は1番に座り、初回は三振に終わったものの、3回の第2打席では直前に自打球で悶絶しながら二塁打を放つさすがのバッティングを見せたが、後が続かなかった。

【動画】痛みをこらえての激走! 大谷翔平のツーベースと直前の自打球
  5回には相手のミスもあって1死満塁の好機を作って大谷に打席が回ったが、一塁ゴロに仕留められて無得点。好投を続けているノア・シンダーガードに先制点をもたらすことができない。すると6回、シンダーガードは2死から走者をためると、マイケル・A・テーラーに適時打を許して降板。エンジェルスは追いかける展開で終盤戦を迎えた。

 しかし、先に崩れたのはブルペンだった。7回裏、前の回から続投しているアーロン・ループは先頭に二塁打を許し、さらにヒットを許して1死一、三塁の場面でライアン・テペラと交代。だが、テペラとマックス・スタッシ―のバッテリーは連続暴投で追加点を献上すると、その後も相手の流れを止められず、再びテイラーに適時打を食らってこの回4点を失ってしまった。

 結局、エンジェルスは1点も奪えず完封負け。ポストシーズン進出の可能性は日に日に下がっている状況にあって、8月2日にトレード期限が迫っている。噂の出ている大谷の放出はあるのかそれとも……。

構成●THE DIGEST編集部




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