現地時間8月4日、本拠地オークランド・アスレティックス戦に「2番・DH」で出場したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、第1打席に23号、第4打席に24号をマーク。今季5度目の1試合2本塁打を記録するも、チームは7対8で連敗を喫した。

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 前日の同カードを右前腕部のけいれんで途中交代していただけに、今回の2発はファンを安心させたに違いない。ちなみに大谷は、イチロー氏に並ぶ日本選手2位記録となるメジャー通算117本塁打数を達成。今後は、松井秀喜氏が記録した175本を追いかける。

 また、様々な憶測が飛び交っていたトレード騒動がようやく一段落し、エンジェルスへの残留が決まった大谷。前日には、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「シーズン2桁勝利&2桁本塁打」を逃したが、偉業達成の行方は今後も注目を集めるのは必至だ。

 そんな二刀流スターの存在について、米メディア『The Cold Wire』のアンドレス・チャベス記者は、「基本的に、彼はオールスター級の打撃を誇り、サイ・ヤング候補のように投げられる」と記事内で惜しまない賛辞を送っている。
  アメリカン・リーグMVPを満場一致で受賞した昨季の大谷は、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打をマーク。さらに、投げては130.1イニングで、156奪三振、防御率3.18だった。

 さらに、今季は現時点で打率.258、出塁率.352、長打率.508、24本塁打とやや打撃面のスタッツが悪化しているものの、マウンド上のパフォーマンスは堂々たるもので、105イニングで152奪三振、防御率2.83を記録している。

 同記者は、「もし、彼が健康なままで、早期に打ち切られることがなければ、投手として200奪三振、打者として35本塁打を達成する可能性がある」と述べ、「いま彼は、子どもたちが憧れる選手であり、優しい獣のような存在である。礼儀正しく、行儀も良いが、フィールド上で激しい競争相手なのだ」と強調した。

 エンジェルスのポストシーズン進出は絶望的となっているが、大谷はそれをものともせず、記録更新を続けるはずだ。これからもその活躍や記録達成を楽しみに注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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