オフシーズンの間、リーグを賑わせ続けているケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)の移籍騒動。ただ、もう1人、その動向に注目が集まっているのが、同僚カイリー・アービングだ。

 むしろ、昨季終了時点で去就の行方が注視されていたのはデュラントではなくアービングの方だった。前者は2021年オフに4年の延長契約を結んだばかりだったのに対し、後者の今季契約はプレーヤーオプション。オプトインして残留するのか、それとも破棄して完全FAとなるのか注目されていた。現地時間6月27日にオプションを行使しての残留が決定したため、ネッツは昨季とほぼ同様の布陣で今季に臨むと思われていた。

 そこに降って湧いたのが、デュラントのトレード要求だった。これにより、ネッツは残留が決まっていたアービングも放出し、チームを完全に作り変えるプランも視野に入れて動き始めたと報じられたのだった。
  アービングのトレード先の有力候補として挙がっているのがロサンゼルス・レイカーズ。クリーブランド・キャバリアーズ時代の盟友、レブロン・ジェームズとの再合流をアービングが望んでいるとの報道もある。

 ただ、デュラントの移籍先探しと同様に、ネッツ側が求める見返りが膨大すぎるためトレード話は進展せず。加えて、アービング自身がレイカーズ行きを希望する声を公に発していないため、NBAアナリストであり名物コメンテーターでもあるスキップ・ベイレス氏は、「アービング本人は本当に移籍を望んでいるのか」について疑問視し始めている。

「カイリーがそこまでLAでレブロン・ジェームズと再会したいのなら、なぜトレード要求を公言しないんだ?『レイカーズに行きたい。ブルックリンで幸せになるつもりはない。俺をLAに連れて行ってくれ』ってね。なぜまだそうなっていないんだ?」

 はたしてアービングは、この一連の移籍騒動に対しどのような結末を望んでいるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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