シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地時間7日、本拠地で行なわれたマイアミ・マーリンズ戦に「3番・右翼」で先発出場。2三振を含む4打数ノーヒットに終わった。チームも0対4で完封負けを喫している。

 これで鈴木は3試合連続無安打、8月に入ってからは6試合で記録した安打が2本だけと、バットは鳴りを潜めた格好だ。

 先月5日のミルウォーキー・ブルワーズ戦での復帰から1か月が過ぎ、この間「最高の7月」とも評される活躍を見せた。しかし真夏を迎え、現在は打率も.250を下回っており、カブスもピッツバーグ・パイレーツと入れ替わる形でナ・リーグ中地区最下位に位置している。

 チームと同様に、自身のバッティングの成績も下降気味の鈴木だが、定評のある守備ではビッグプレーを披露している。

【動画】これぞ「広島愛」とも言うべき粋な行動を見せた鈴木誠也! 6日のマーリンズ戦3回表に頭上を越えようかというライナーに飛びつき安打を許さず、さらにその直後、2死一、二塁の場面ではブライアン・デラクルスのライト前ヒットに反応、猛烈なチャージからのバックホームにより、間一髪のタイミングでランナーを刺し、先制点を防いだ。この日、チームは4対0で勝っており、鈴木も完封勝利に守備で大きく貢献した。

 常時出場を続ける中、様々な面でチームを支えている日本人ルーキーの存在には、現地メディアからの関心の大きさも変わることはない。

 カブスの情報を発信する『Cubbies Crib』では現在、下位に沈むチームを「再構築の真っ只中」と表現しており、未来のベストメンバーを予想する記事を現地7日に配信している。

「2026年のカブスのスターティングメンバーはどうなっているのか」と銘打たれたトピック内の予想オーダーには、ここまでカブスを牽引するニコ・ホーナー、下部組織所属の若手、ピート・クロウ=アームストロングやケビン・アルカンタラ等とともに鈴木も名を連ねた。

 その中で鈴木に対し「カブスがペナントレースで活躍するための支柱となるべく、報酬を支払っている」と綴っており、さらに「2026年に32歳になるセイヤ・スズキは、あと3シーズン、メジャーリーグの投手を研究しカブスが提供できる最新の選手育成リソースを活用することができるだろう」として、今後の成長を見込んでいる。

 また同メディアが「2026年」と設定した理由に「スズキの契約期間内」であるためだとも明かしている。現在、そして未来を担う存在である背番号27への期待は膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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