来週開幕する男子テニスツアー「ウェスタン&サザン・オープン」(8月14日〜21日/アメリカ:シンシナティ/ハードコート/ATP1000)で約1か月ぶりに実戦に復帰する元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン/現3位)。腹部のケガの状態が心配される中、すでに同大会の会場で調整を進めているようだ。

 7月のウインブルドン準々決勝で4時間を超える大激戦の末にテイラー・フリッツ(アメリカ/13位)を下し、苦しみながらもベスト4へ進出したナダル。ところが試合後の検査で7ミリに及ぶ腹筋の断裂が判明し、ニック・キリオス(オーストラリア/37位)との準決勝を棄権した。

 同月末にはコート練習を再開したものの、エントリーしていた現在開催中の「ナショナルバンク・オープン」(8月7日〜14日/カナダ:モントリオール/ハードコート/ATP1000)は「会場での練習中に腹部に違和感を覚えた」という理由で欠場を表明した。

 スペインのテニス専門メディア『Punto de Break』によると、先日自身のインスタグラム(@rafaelnadal)のストーリーズで「シンシナティ大会で再びプレーできるのがとてもうれしい。明日現地へ向かう予定だ」と明かしていた36歳のレジェンドは、予告通り会場に到着したという。
  また同メディアは、ナダルが19歳のオルガー・ルネ(デンマーク/26位)と会場のコートで練習を行なったとも報じており、日本時間8月13日未明にはルネが自身の公式ツイッター(@holgerrune2003)でその時の様子を動画で公開。その直後には肩を組んで撮影したナダルとの2ショット写真も投稿している。

 なお、ウェスタン&サザン・オープンは現地8月12日に男女シングルスのドロー(組み合わせ)を発表。第2シードとして出場するナダルは初戦となる2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア/157位)と予選通過者による1回戦の勝者と対戦することが決まった。

 フィジカルコンディションは気になるところだが、2013年に優勝を飾ったシンシナティの舞台でナダルがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。

文●中村光佑

【PHOTO】なかなか見られないナダルたちプロ選手の練習やテニス教室の様子

Grande 🙌🏽 Gracias @RafaelNadal pic.twitter.com/hY8GOaV3XS

— Holger Rune (@holgerrune2003) August 12, 2022