現地時間8月13日、本拠地で行なわれたミネソタ・ツインズ戦で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は「2番・DH」で先発出場。8回裏の第4打席に26号アーチを放った。

 この日の大谷は相手の意表を突くようなプレーを見せる。初回1死無塁で回ってきた第1打席に、相手先発で、元同僚のディラン・バンディと対峙した背番号17は、初球にセーフティーバントを敢行したのだ。

 いわゆる“大谷シフト”の逆を突くような試みだったが、結果として、当たりが弱く、キャッチャーゴロに。だが、パワーヒッターとして名高い大谷の“トリッキー”なプレーは、米メディア『The Athletic』のエンジェルス番であるサム・ブラム記者も「オオタニがこんなことをするのはあまり見ない」と驚いたほどだった。
  初回にカルロス・コレアのソロ本塁打で先行されたエンジェルスが、5回に1点を加点されたなかで、大谷は3回の第2打席、6回の第3打席は三塁へのファウルフライといずれも凡退。いずれも2球以内の球を打ちに行く積極果敢な姿勢を見せたが、あえなく打ち取られてしまった。

 相手バッテリーの巧妙な攻めの前に、大谷をはじめエンジェルス打線はことごとく凡退。そのなかで主砲の大谷が意地の一打を見せる。8回裏に第4打席に立った背番号17は、相手中継ぎジョアン・デュランからセンターの生垣に飛び込む一発をマーク。力いっぱいのフルスイングを見せた一打は今季26号のアーチとなった。

 エンジェルスにとっては、約16イニングぶりの得点でもあった。ゆえに地元紙『LA Times』のサラ・バレンズエラ記者が「この試合でエンジェルスに最初の得点をもたらしたのは、もちろんオオタニ!」と絶賛した。そんな一発で点差を縮めたホームチームは、1対3で終盤戦を迎えている。

構成●THE DIGEST編集部

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