プレミアリーグ第2節のニューカッスル戦で、新天地での公式戦デビューを飾った三笘薫。残り15分での出場だったが、そこで披露したプレーは圧巻と言えるものだった。

【動画】三笘薫、デビュー戦の凄い足技3連発!! 胸トラからのシャペウ、絶妙スルーパス、極めつけは得意のヌルヌルドリブルで置き去りに! 巧みなボール捌きと、スピードでマーカーを置き去りにして決定機を創出し、効果的な縦パスや、守備での貢献など、短い時間で多くの見せ場を作り、十分に存在感を示して見せた25歳の“新人”に対しては、グレアム・ポッター監督が「相手DFにとっては悪夢」との表現で称賛し、現地メディアも軒並み高い評価を下している。

 三笘本人は、クラブの公式サイトを通して「最初の一歩を踏み出し、サポーターに自分がどんな選手かを示し、また監督やコーチにも自分がプレーできることを証明できたと思います。今後の試合でも、同じようなパフォーマンスを発揮する必要があります」と手応えを掴んだことを示すとともに、試合については「勝つことができたし、勝つべき試合でした」と悔しさを表わした。

 見る者に絶大なインパクトを与えたものの、それが結果に結びつかなかったことで満足感を得るまでには至らなかった三笘だが、指揮官だけでなく、チームメイトも改めてこの日本人助っ人への信頼を高めたようだ。ニューカッスル戦では、ボックス内に侵入した三笘からのマイナスのラストパスで決定機を迎えた(シュートは枠外)パスカル・グロスも、そのひとりである。

 ニューカッスル戦については「どちらかが点を取るとすれば、我々の方だと感じていたが、プレミアリーグは冷酷だった」と悔しさを隠さなかったこのドイツ人MFは、新たな日本人の同僚への印象を「三笘は速く、1対1の場面で本当に素晴らしい」と語り、「素晴らしいキャラクターであり、本当にハードワークを見せる」と姿勢を称賛。さらに、以下のように続けている(地元紙『The Argus』より)。

「彼がチームに加入した時、このチームは全選手が練習でもハードワークを見せており、良い集団であることを伝えた。練習では、高いレベルで、互いに後押ししながらやっているので、新しくやって来た選手は誰でも、より良くなる」

「彼はチームにやって来た時から、とても良い選手だった。彼は毎日、高いクオリティのプレーを見せている。(ニューカッスル戦の決定機では)彼は1対1の場面で本当に素晴らしいので、待ち構えてみようと思った。それが、ボックス内にいた理由だ」 また、ブライトンのオーナーであるトニー・ブルーム氏も、今季楽しみにしている選手として、三笘をはじめとする、デニズ・ウンダフ、フリオ・エンシソ、カツペル・コズウォフスキーら新加入選手の名を挙げていることを、地元メディア『Sussex Live』が報じた。
  同オーナーは、ニューカッスル戦でのマッチプログラムの中で「ここ数シーズン、我々が契約を望んでいたエンシソ、そして昨季、ベルギーで首位争いを展開したロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで成功的なレンタル期間を過ごしたウンダフ、三笘、コズウォフスキーを歓迎する」との声明を寄せている。

 なお同メディアは、「エンシソとコズウォフスキーについてはレンタルに出される可能性があるが、ウンダフと三苫はポッター監督のファーストチームにおけるプロジェクトの、大きな部分を占めている」と綴り、背番号22の日本代表選手は指揮官にとって有用なオプションとなると指摘した。

 最後に『The Argus』紙は、地元ファンの声も紹介しており、その中で「誰もが興奮する選手」「最も興奮したのは、三笘の“カメオ出演”。彼は本物だ」との称賛を受けた三笘。改めてその力を示した彼は、今後もレアンドロ・トロサールらハイレベルな選手と定位置争いを展開しながら、より決定的な仕事を果たして、その価値を高めていけるか。

構成●THE DIGEST編集部
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