現地時間8月30日、プレミアリーグ第5節が行なわれ、ブライトンは1-2でフルアムに敗れて、今季公式戦初黒星を喫した。

 ここまで3勝1分けで4位につけていたブライトンだが、敵地での一戦、11位のフルアム相手にゴールを奪えず、逆に48分、ニースケンス・ケバノのシュート性のクロスをアレクサンダル・ミトロビッチに合わせられて先制を許すと、その7分後にはカウンターを受けた末にDFルイス・ダンクがクロスを止めようと足を伸ばして軌道を変えた結果、オウンゴールを献上。60分にPKを得てアレクシス・マック・アリステルが決めたものの、あと一歩及ばず、開幕からの無敗維持に失敗した。

【動画】ドリブル突破や裏へのロブパスでチャンスを演出! 三笘薫が63分から途中出場し存在感を見せたフルアム戦 今季、ブライトンに加入してまだリーグ戦での先発出場がない三笘薫は、中2日で迎えたこの試合もベンチスタートとなったが、これまでで一番早い63分にペルビス・エストゥピニャンとの交代でピッチに立ち、鋭い突破などでチャンスを創るも、ゴールに結びつくことはなかった。しかし、ブライトンの公式サイトは「三笘は左サイドでフルアムを圧倒し始め、レアンドロ・トロサールのチャンスをお膳立てした」と、その働きを伝えている。

 現地メディアの報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「終盤に交代選手たちが素晴らしい反撃を見せた」として、ダニー・ウェルベック、タリク・ランプティとともに三笘を評価し、10点満点の採点ではチーム最高タイとなる「6」を与えた。一方、英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点では、チームの出場選手15人中で14番目となる「6.30」だった。

 ブライトンの地元メディアでは、『Sussex Live』が「(同時出場の)ランプティ同様に、そのスピードと捕まえることができない突破力が、ホームチームに多くの問題を引き起こしたが、ラストパスは間違いなく改善の余地があるはずである」と課題も指摘したが、採点はこちらも最高タイの「7」が与えられている。

『Sussex World』も、やはり「7」と最高タイの採点で、寸評も「三笘はベンチを出ると本当の脅威となった。オフ・ザ・ボールの状況で非常に速く、シャープな動き。フルアムのDFにとっては問題となる存在だった」と、終始ポジティブな内容だった。
  地元紙『The Argus』は、「アルビオンは残り20分でプレッシャーをかけ続け、三笘は左サイドで相手チームに問題を引き起こした。彼がトロサールにラストパスを通し、相手GKベルント・レノに好守を強いた場面が、最もフルアムにとって危険なものとなった」と、日本人選手に言及している。
  ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は「三笘は短いプレー時間で活発な姿を見せた」と短く記述。逆に、この背番号22に深く言及したのが、スポーツ総合サイト『VAVEL』の英国版で、「このウインガーは、ニューカッスル戦(第2節)でプレミアリーグデビューを飾って以降、ベンチの外で常にインパクトを与えてきた」と、ここまでのプレーを称賛するとともに、以下のように続けている。

「フルアム戦で彼は88%のパス成功率を記録し、1つのチャンスを創った。しかし、最も印象的だったのは、その仕事率の高さと望みの強さだ。いつも成功するわけではないものの、三笘は一貫して相手に挑み、チャンスを創ろうとしている。この25歳がプレミアリーグに到来してわずか1か月であることを考えれば、彼には明るい未来が待っている」

 さらに同メディアからは「グレアム・ポッター監督は、この試合でのチームのパフォーマンスにフラストレーションが溜まっていることだろうが、それでもピッチ上での三笘の活躍には満足していることだろう」と称賛された日本人アタッカー。今回も高い評価を集めることとなった彼は、ここからさらにプレー機会を増やし、チームでの重要度を高めていけるか、非常に楽しみである。

構成●THE DIGEST編集部
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