ロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地にニューヨーク・ヤンキースを迎えた3連戦を2勝1敗の成績で終えた。ア・リーグ東地区首位を独走するヤンキースを相手に、エンジェルスが互角以上の戦いを見せたこのカードでは、MVP候補と目されている大谷翔平とアーロン・ジャッジの「直接対決」が大きな話題を呼んだ。

 ともに、同カードでの3試合で2本の本塁打を記録、大谷は30号の大台に乗せ、ジャッジは51本にまで数字を伸ばしている。昨年以上にハイレベルなMVP争いでは、ホームランキングも確実視され、首位を走るチームを牽引するジャッジ有利との声もある中、大谷のここまでの成績も突出したものであることは間違いない。

【動画】ヤンキースの剛腕・コールから大谷翔平がバックスクリーンへ30号逆転3ラン! 個人タイトルや表彰の行方が興味を惹く一方で、異次元のパフォーマンスを続ける大谷の新たな評価を見出そうとする現地メディアの声も少なくない。

 米ニュースサイト『THE CORLD WIRE』では、大谷が記録した「10勝&30本塁打」の偉業にフォーカスしながら、投打での活躍を振り返っている。

 記事では、大谷がこれまでベーブ・ルースと比較されてきたことに触れ「オオタニはルースと比較されることも多いが、現実にはベーブは1シーズンで両方の役割を果たすほど生産性の高い打者ではなかった」
と述べており、「オオタニは、ベーブ以上に投打に優れている選手だ」として大谷を評した。

 その上で史上唯一、同じシーズンに投手として10勝、打者として30本塁打を記録したことについて、米ジャーナリストのジェームズ・B・ジョーンズ氏による以下のコメントを引用しながら、歴史的記録を称えている。

「ショウヘイ・オオタニはもはや "ルース以来の選手 "ではない。彼は今、"史上初の選手 "の領域にいる。この男は絶対に非現実的だ」

 また、同メディアは「オオタニは本当に、ユニークな選手ということでは、別格なのだ。彼の所属するエンジェルスはMLBで最も機能不全に陥っているため、ポストシーズンのプレーで彼がどんなプレーをするのかを見る機会がないのは残念なことである」とも付け加えている。

 記事では他に、投手としてここまでの奪三振数がすでに昨年を上回る176個を記録していることも指摘し「マウンドに上がるたびに圧倒する、あらゆる意味で真のエースだ」とも綴っている。まさに試合毎にそのポテンシャルを発揮し続ける背番号17は、今シーズンここからさらに「二刀流」で人々を魅了してくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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