「MVPだ!」

 現地時間9月3日に行なわれたヒューストン・アストロズ戦後、降板後にSNS上には、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を称えるワードが居並んだ。

 無理もない。エンジェルスがマット・ダフィーのサヨナラ打で延長戦を制したこの日、先発マウンドに立った大谷のピッチングは異彩を放っていた。

 序盤3回をパーフェクトに抑え、ギアを上げていった大谷。5回に1点を失うも、その後もリーグ、いや球界屈指の攻撃力を誇るアストロズ打線に抑え込む。そして8回投げ切ったところで降板。奪三振数こそ5にとどまったが、被安打6、無四球と完璧な内容だった。

 詳細に振り返ってもこのアストロズ戦の大谷は別格だと言える。今季最多となる111球を投げたのだが、そのうちストライクは80球。パーセンテージにして72%という驚異のスタッツを記録。また、全投球の半分を超える53%とスライダーであり、あらためて“魔球”とも称される変化球が際立つ内容だった。
  先述のように大谷をMVPに推挙する声は噴出した。そのなかで、熱く凄みを論じたのは、地元メディア『247 Sports』のテイラー・ブレイク・ウォード記者だ。日頃からエンジェルスを中心に野球情報を発信する彼は自身のツイッターで、次のように伝えた。

「ショウヘイ・オオタニという男は、OPS.881、ホームラン30本、防御率2.58をマークしている。おそらく永遠に信じられないようなプレーをしている男なんだ」

 もっとも、この日はア・リーグのMVPレースでトップを争っているとされるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)も52号本塁打を放ち、シーズン63本ペースを維持。大谷に負けず劣らずの存在感を誇示した。それだけに巷を賑わせている“競争”は、まだまだ娯楽を提供してくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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