現地時間9月3日に行なわれたラ・リーガ第4節、レアル・ソシエダは1-1でアトレティコ・マドリーと引き分けた。

 本拠地レアル・アレーナでの一戦は、開始5分にCKでGKがセーブしたところをアルバロ・モラタに詰められて先制を許したが、その後は互いに好機を迎える一進一退の攻防となる。そして55分、アルメリアから加入したばかりのウマル・サディクが、モハメド=アリ・チョのクロスを頭で合わせて早くも新天地初ゴールを決めて同点。終盤は再三アウェーチームにゴールに迫られるも、これをしのいで勝点1を分け合うこととなった。

【動画】お洒落すぎる! 久保建英の絶品‟ダブルタッチ”スルーパス! 久保建英は、今季リーガでは初めてのベンチスタート。試合後には、イマノル・アルグアシル監督が筋肉の問題で練習をこなせていなかったことでスタメンから外したことを明らかにしたが、71分にダビド・シルバに代わってピッチに立った久保は、すぐに軽快なドリブルを披露し、77分にはオフサイドでゴールは取り消されたものの、サディクへの技巧的なダブルタッチでのスルーパスで、3万超の観客を魅了している。

 またチームの守勢時には守備に従事しながらカウンターを狙い続けた背番号14について、現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で大多数のチームメイト同様に「1」だったが、前述のサディクへのパスについては「本当の芸術作品。足を入れ替えてのパスで相手DF全員を驚かせた。明らかなオフサイドではあったものの、それは完璧だった」と賛辞を惜しまなかった。

 一方の『AS』紙は、全選手を評価した記事の中で、久保について「ピッチに立つと試合に革新をもたらした。彼はチームメイトの要求に対応する術を心得ている。オフサイドとなったサディクへのアシストは見事。また彼は、もう少しでCKでの直接ゴールを決めるところだった」と、こちらもアシスト未遂に言及。別の記事でも「絶対的な天才。観客はこのキラーパスに、我が目を疑った」と綴っている。
  バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、この21歳のアタッカーを「アーティスト」と表現。こちらもやはり、サディクへのパスへの評価が非常に高く、「脱帽するしかない繊細な飾り細工」と形容して称賛し、また「リフレッシュしたこのプレーメーカーは、ボールが足にくっついていた」とも綴り、プレーの正確さを強調した。
  続いて、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、久保のプレーを「“高級料理”を含んだパス」と綴り、「ピッチ上で良い時間を過ごした日本人選手は、CKをダイレクトで狙い、知性的にヤン・オブラクの代わりのGK(イボ・グルビッチ)を知性的にテストした」と伝えている。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は10点満点の採点で及第点の「6」を与え(最高は“モモ”チョの「8」)、寸評では「アルグアシル監督が与えた時間の中で、自身のアイデンティティの証を残した。相手に対して脅威をもたらし、CKでもあわや直接ゴールとなるキックを放った」と記述。ベンチスタートとなった彼の登場を待望した様を「我々は久保を見るために、後半まで待たなければならなかった」との一文で表わした。

構成●THE DIGEST編集部
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