今季も熾烈なアメリカン・リーグMVPレースが繰り広げられている。事あるごとに話題の中心にいるのは、昨年MVPの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジだ。

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 大谷は前年に続き投打でリーグを席巻しており、ここまで投げては11勝8敗、防御率2.58、181奪三振をマーク。打席に立てば30本塁打、82打点を生み出す異次元の成績を残している。

 一方ジャッジは53本塁打、115打点、OPS1.075と驚異的な数字でトップの成績を誇る。そればかりか、この勢いのままシーズンを完走すれば、ロジャー・マリス(ヤンキース)が保持するアメリカン・リーグのシーズン最多本塁打(61本塁打)をも超える64発が量産される。

 残り約1か月となるなか、例年どおり各メディアではMVP予想が白熱している。抜きん出たこの2人のうちのどちらかがMVPを獲得するのではと噂されているが、チーム状況が違うことに加え、“二刀流”という類まれな役割を担う28歳は比較する術がないのが事実だ。
  そんななか、米国のポッドキャスト番組で司会を務めるダン・クラーク氏は、「データでは、ジャッジより大谷の方が信じ難いけど」と前置きをしたうえで、「ここで問題なのは、ヤンキースはジャッジがいないと滅茶苦茶な状態。一方エンジェルスはオオタニに関係なく駄目な状態」と評した。

 そして同氏は「もちろん残忍な評価ではあるけど、選手の価値を語るうえでは重要な考え方だ」と指摘している。

 あくまでも一つの見方に過ぎないが、チーム状況を踏まえれば、ジャッジの方がやや優勢のようだ。とは言え、終盤戦で何が起こるかは誰も予想できない。果たしてサムライは2年連続のMVP獲得は出来るだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

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