今季、久保建英をはじめ、ブライス・メンデス、モハメド=アリ・チョ、そしてウマル・サディクという攻撃の4選手を獲得したレアル・ソシエダだが、このクラブの歴史の中で最高となる5000万ユーロ(約70億円)を費やした補強について、現地メディアは高い評価を下している。

 マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、「新加入選手はラ・レアルの3つの好結果の主役となった」と綴り、この4選手がこれまでチームが勝点7を獲得した試合で、それぞれ重要な役割を果たしたと指摘。ラ・リーガ開幕戦のカディス戦で、ミケル・メリノのロビングパスで抜け出して右足のボレー弾でゴールネットを揺らした角田については、以下のように評した。

【動画】お洒落すぎるスルーパス! 久保建英、A・マドリ―相手に圧巻ダブルタッチのアシスト未遂!「マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでのパフォーマンスが振るわなかったため、その獲得に疑問符をつけられていた久保だが、(ラ・リーガ開幕戦の)カディス戦で勝点3をもたらすゴールを挙げ、ラ・レアルのファンを活気づける最初の選手となった。彼はまた、より良い攻撃のプレーでもチームに貢献している」

 続いて第2節でバルセロナに敗れた翌週、エルチェを敵地で1-0と破った一戦では、セルタから到来したブライスが、マルティン・スビメンディのスルーパスからGKとの1対1を制して決勝点。同メディアは「すでに知られていたクオリティーの高いプレーに、ワイドゾーンでの素晴らしい仕事を加えた」と評している。

 そして、先週末の4節アトレティコ・マドリー戦。開始早々に先制を許した強敵相手のホームゲームでは、後半に“モモ”チョが左サイドの攻略からクロスを上げると、これをアレクサンデル・イサクのニューカッスル電撃移籍に伴って急遽アルメリアから加入したばかりのサディクが頭で合わせて同点とした。

 彼らについては、前者が「すでにこれまでの3試合で技術の高さを示し、アトレティコ戦でベストなプレーを見せようとして、相手DFにとっての悪夢となり、今後さらに成長することを感じさせた」と称賛し、後者は「2つのゴールのうちのひとつはオフサイドで取り消されるも、ラ・レアルが探していたストライカーを見つけたことを示唆した」と、それぞれ綴られている。

 さらに同メディアは、「この4人はチームに適応するための時間を必要としておらず、すぐに必要とされるパフォーマンスを発揮したことで、ファンも彼らの加入に満足している。そして、昨季以上の結果を残すという願望を抱いている」との賛辞と今後への期待で、記事を締めた。
  また、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も、新加入選手の活躍に注目し、久保、ブライス、サディクがゴールで勝点奪取に貢献し、チョは直近の2試合でのパフォーマンスで「主役」になったと報道。「日本人とガリシア人(ブライス)はクリエイターぶりを発揮し、サディクは初日でゴールの嗅覚で興奮を生み出し、元アンジェの若いウイングはセンセーションを巻き起こした」と、個々の働きを表現している。
  クラブの本拠地サン・セバスティアンの地元紙『EL DIARIO VASCO』は「イサクが移籍したにもかかわらず、イマノル・アルグアシル監督は昨季よりも多くのリソースを備えたチームを持っている」と、こちらも戦力の充実をポジティブに評しているが、ヨーロッパリーグの開幕を控え、主力にまだ負傷者を抱えている中で、早くも結果を出している新加入選手が、今後のソシエダにいかなる影響を与えるのかが気になるところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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