アメリカン・リーグにおいて今季“最も価値のある選手”(MVP:Most Valuable Player)とは誰になるだろうか?その評価の仕方は、人それぞれのようで、連日のようにMVP談義に花が咲いている。

 議論の中心にいるのは、ロサンゼルス・エンジェルスの“二刀流”大谷翔平だ。ここまで11勝8敗、防御率2.58、181奪三振(AL5位)を記録する28歳は、打者としても出場。見る者を虜にする圧倒的パフォーマンスで、33本塁打(AL2位)、86打点(AL4位)、OPS.892(AL4位)を生み出している。

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 昨シーズンも投打で躍動した彼だが、今季の活躍ぶりからも、栄えある賞に再び輝くと期待せざるを得ない。だが、その対抗馬とされているのは、現地8日時点で55発を放つアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)だ。この勢いで量産し続ければ、ア・リーグ最多本塁打記録(61本塁打)を更新するだろう。
  米放送局『CBS Sports』のダニー・ヴィエッティ記者は、「オオタニの2021年スタッツは基準値にはなり得ない。46本塁打、防御率3.18は、間違いなくMLB史上最高のシーズンだ」と述べたうえで、「もしジャッジがMVPであると思うのであれば、それは全く問題ない。その考えを尊重したい」と冷静にコメント。

 そして「だけど『防御率3.00&30本塁打』が平凡の記録と言わないで」と釘を刺した同氏は、「オオタニにとっても、正気の沙汰とは思えないものだから」と指摘した。

 前年自らが叩き出した記録と比較され、今シーズンは勢いが足りないと、その活躍ぶりを軽視されることもある大谷だが、すでに“野球の神様”ベーブ・ルースのパフォーマンスを超えてきている。果たして、シーズン後に識者たちは、スターの記録をどのように評価することになるだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

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