連日の活躍に人々は熱狂している。

 現地時間9月11日、敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1本塁打(1四球)をマーク。チームが4対12と大敗を喫するなかで獅子奮迅の活躍を見せた。

 もはや脱帽するほかない。今となっては当然だが、大谷は前日の試合6回に右手のマメが潰れるアクシデントで緊急降板も、5回・79球を投げていたのだ。にもかかわらず、翌日にマルチ安打。それも2本とも長打という離れ業をやってのけたのである。

 圧巻だったのは初回だ。1番のミッキー・モニアックがいきなりスリーベースを放ち、無死三塁のチャンスで第1打席を迎えた大谷は、相手先発ルイス・ガルシアと対峙。そしてカウント1-2と追い込まれてから投じられた外角低め、78.4マイル(約126.1キロ)の緩いカーブに一瞬体勢を崩されたように見えたが、片手一本ですくい上げ、そのままライトスタンドに放り込んだのである。
  打たれたガルシアも「なぜだ?」と言わんばかりの表情を浮かべた一打には、現地記者たちも驚きを隠さない。

 米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニはこれまで見てきたなかで最高の野球選手であると思わせる」と投稿。これにフォロワーから「いや、彼は違う」と反論された同氏は、「いや彼はそうだ」とリプライを返している。

 また、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も自身のツイッターに「なぜかこれがショウヘイだとホームランのスイングになる」と、体勢を崩されながらもスタンドに運んだ打撃に驚きの言葉を寄せた。

 怒涛の活躍で特大のインパクトを残した大谷。その驚異の打棒は、注目されるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVPレースをより白熱させるものとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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