孤軍奮闘する“二刀流”大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、最も価値ある選手「MVP」と、シーズン最高の投手「サイ・ヤング賞」という権威のある2つの賞の候補となっている。

 昨季アメリカン・リーグMVP男は、今シーズンも躍動しており、現地時間9月10日のヒューストン・アストロズ戦で5回79球を投げ、被安打6、1失点、7奪三振で12勝目を挙げた。

 このパフォーマンスには、国内屈指のネットワークを誇る『ESPN』のエンリケ・ロハス記者は、「昨夜、ショウヘイ・オオタニは101マイル(約162.5キロ)を披露するなど、強豪アストロズを抑えた」と絶賛。そして「オオタニは9イニングあたり奪三率1位(12.0)、勝率4位、K/BB5位、クオリティ・スタート14回」と成績を綴ったうえで、「サイ・ヤング賞候補だ!」と強調した。

 そしてその翌日、34号本塁打を放つという離れ業を見せると、地元放送局『Bally Sports West』で実況を務めるパトリック・オニール氏は、「昨日は12勝目を挙げておきながら、今日の初回、2ランホームランを放った。しかもアストロズを相手に」と目を丸くし、「ショウヘイ・オオタニより価値がある選手がいるとは思えない」と賛辞を贈った。

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  ここまでマウンドでは24戦(141イニング)、12勝8敗、防御率2.55(AL5位)、188奪三振(AL4位)を記録。そればかりかバットを手にすれば34本塁打(AL2位タイ)、88打点(AL5位)、OPS.894(AL3位タイ)をも生み出している。しかしチームは61勝79敗でア・リーグ西地区3位。ワイルドカードも絶望的な位置だ。

 公式メディア『MLB.com』でアストロズ番のブライアン・マクタガート記者は、11日の試合後に「アストロズは今年、エンジェルスに対して13勝6敗だった」と報告すれば、日刊紙『Houston Chronicle』のチャンドラー・ローム記者は、「エンジェルスがアストロズ戦で勝利した6勝のうち4勝は、ショウヘイ・オオタニが先発投手だった」と補足し、ア・リーグ西地区首位のアストロズにとって大谷が最大の障壁となっていることを強調した。

 果たしてサムライはMVPとサイ・ヤング賞のW受賞なるだろうか。残りの3週間で彼が投打で見せるパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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