現地時間9月14日、米国レイクプラシッドで行われたフィギュアスケートのチャレンジャーシリーズ、U.S.インターナショナルクラシックの男子フリーで米国の17歳、イリア・マリニンが世界初の4回転アクセル(4A)に成功。この歴史的な快挙に、米国スケート連盟が『歴史は作られた!イリア・マリニンがU.S.インターナショナルクラシックで史上初のクワッドアクセルを着氷』と題した動画を公開し、多くのスケートファンから称賛の声が多数寄せられている。

 ついに歴史の扉は開かれた。前日のショートで6位と出遅れたマリニンは冒頭から大技に挑戦。前向きに踏み切ると、高さのあるジャンプを披露。しっかりと右足で降りて着氷した。この瞬間に、会場は拍手喝采。勢いに乗ったマリニンは2本目の4回転トウループも難なく決めた。3本目の4回転ルッツは転倒したものの、4本目の4回転サルコウを、後半には4回転を含む高難度のコンビネーションジャンプを決めるなど、異次元の内容で他を圧倒。演技後は17歳らしく、かわいい笑顔を見せた。得点はフリー185.44点、合計257.28点で見事逆転優勝を果たした。

 海外のスケートファンらは世界初の4回転アクセル成功に「この少年は歴史を作った!」「綺麗な4A!」「4A!!素晴らしい(拍手)」「開いた口が塞がらない」「世界初の認定で、ギネスブックに載るね!フリーの構成も物凄い!」など、4回転半ジャンプの衝撃を受けている。

【動画】「綺麗な4A!」「歴史を作った!」米国の17歳、マリニンの4回転アクセルをチェック 4回転アクセルは今年2月の北京五輪で、ソチ・平昌五輪金メダリストの羽生結弦(27)がフリーで挑み、回転不足で転倒したものの、国際スケート連盟(ISU)公認大会では初の「認定」を受けていた。マリニンはISU公認のチャレンジャーシリーズで初の「成功」として歴史に名を刻んだ。

 マリニンは昨シーズンの世界ジュニア選手権で合計276.11点を叩き出し、ジュニアの世界最高得点を更新。シニア転向1年目の今季初戦で、いきなり4A成功を成し遂げた。

 今シーズンは北京五輪金メダリストのネイサン・チェン(米国)が休養を見込んでおり、マリニンにかかる米国の期待は大きい。これは日本の男子フィギュアにとっても、また一人大きなライバルが登場したといえるだろう。マリニンの4A成功はフィギュア新時代の象徴。それほど、歴史的な偉業といっても過言ではない。

構成●湯川 泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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