やはり日本が誇る“モンスター”への注目度は計り知れない。

 現地時間9月14日、米ボクシング専門サイト『Boxing Scene』は、WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(米国)に関する記事を掲載。米専門ポッドキャスト番組『PBC Podcast』に出演した際の本人コメントを取り上げ、今後のマッチアップを展望している。

 まず、同メディアは、同級のライース・アリーム(米国)とフルトンの確執について言及。前者は過去に対戦経験がなく、かねてより挑戦を熱望しているが、これに対して後者は、「彼(アリーム)を脅威として見ていない」という。そして、「彼(アリーム)は僕にとってつまらない存在だ」と対戦に消極的な姿勢を示していた。
  加えて同メディアは、WBA、IBF同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、WBAスーパー、IBF、WBC世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)といった名前を列挙。そのうえで「計画通りにいけば、アフマダリエフからIBF・WBAのタイトルを奪い、バンタム級統一王者でパウンド・フォー・パウンド(PFP)スターのイノウエ戦を実現させる」と今後の展開を予測した。

 また、「アリーム、ルイス・ネリ(メキシコ)のように何ももたらさない相手とは、そう簡単に試合しない。彼らと戦って一体何になるんだ?」と話したフルトンの今後について、「(井上らとの)歴史的な試合にもうすぐ参加する可能性を考えれば、アリームの誘いに乗る理由はないだろう」と言及している。

 一方、フルトン陣営が度々対戦を意識するアプローチが寄せられている井上が、着々と準備を進めているのは、WBO同級王者ポール・バトラー(英国)との4団体王座統一戦だ。先月、米スポーツ専門局『ESPN』によって、今年12月13日に日本で開催予定と報じられたが、バンタム級統一の末に見据える“階級上げ”へ良い流れを作れるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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