現地時間9月16日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打(1得点)で、2試合連続安打を記録。チームも8対7で接戦を制した。

 エンジェルスは序盤から苦戦を強いられた。初回に先発のマイケル・ロレンゼンが、マリナーズの俊英フリオ・ロドリゲスが先頭打者アーチを被弾。いきなり先手を取られたのだ。

 だが、このムードを一変させたのは大谷だ。初回の第1打席からチャンスメイクをする。1死二塁の好機で巡ってきた打席で昨季のサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイと対峙した背番号17は初球からフルスイング。しかし、打球はレフト方向へフラフラと舞い上がる。誰もがアウトを確信していたが、薄暮で打球を見失った相手守備陣がお見合い。ボールがレフトに落ちる間に二塁走者は三塁へ、大谷は二塁へ駆け込んだ。

 大谷も塁上で苦笑いを浮かべたラッキーな一打で得点機を広げたエンジェルスは、続く4番テイラー・ウォードが2点タイムリーツーベースを記録。二塁走者だった大谷も快足を飛ばして一気に逆転の得点を記録した。
  容易く逆転に成功したエンジェルスは、3回にルイス・レンヒーフォのソロホームランなどで2点を加点。一気に3点差にしたのだが、21年ぶりのプレーオフ進出に向けて負けられないマリナーズは4回表に4番のカルロス・サンタナの2ランホームランで1点差に迫る。

 だが、今日のエンジェルスは見事に打ち勝って見せる。5回裏にマイク・トラウトの今季35号で突き放すと、5対4とされた6回裏にルイス・レンヒーフォのこの日2本目の一発で、8対4とした。

 チームが勢いづくなかで、大谷からは快音が聞かれず。第2打席と第3打席は、それぞれレフトフライと空振り三振でレイの前に凡退。さらに相手3番手左腕マシュー・ボイドとの対戦となった第4打席もフェンス手前まで打球は飛んだがレフトフライに終わった。

 7回に2点、9回に1点を返されたエンジェルスだったが、なんとか相手の猛攻から逃げ切りに成功し、連敗を「4」でストップ。明日の大谷の“リアル二刀流”に弾みをつけた。

構成●THE DIGEST編集部

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