現地時間9月23日、ワシントン・ウィザーズの八村塁が、2022−23シーズンのメディアデーに登場した。

 在籍4シーズン目と、ブラッドリー・ビールに次ぐチームの古株となった八村は「僕の1年目から、チームの顔ぶれは毎年変わっているので、新しいチームメイトたちに慣れることは毎シーズン、課題のひとつです」と切り出し、続けてこう話した。

「今年は僕にとって勝負の年ですけど、このオフは自分にとって(NBA入りしてから)初めて完全なオフシーズンでした。それに、初めてチームケミストリーを高める機会がありました。約1か月前にLA(ロサンゼルス)で選手たちが集まってミニキャンプをしました。そういう機会は僕にとって初めてでしたので、自分にとっても、チームにとっても良かったと思います。オフシーズンにそういう機会がもっとあるべきだと思います」

 24歳のフォワードは今夏、日本代表の活動には参加せず。オフシーズンを身体のケアやリフレッシュに充てつつ、昨季向上させた3ポイント、さらには自身の強みであるミッドレンジに磨きをかけた。
  現状ではカイル・クーズマの控えPF(パワーフォワード)という位置づけだが、ウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)はクーズマと八村をSF(スモールフォワード)で起用する可能性があることも示唆している。八村自身も「(3番でも4番でも)チームに言われたらなんでもやります。僕はここ3年、4番を務めてきたのでその方が快適ですけど、今の(NBAの)ゲームスタイルですと3番も4番も同じようなポジションです。なので自分はあまりこだわっていません」と新たなシーズンへ向けて意気込んだ。

 そして、来週末に迫るジャパンゲームズについてはこのように語っていた。

「(日本には)丸4日しかいないので、(満喫するのは)難しいかもしれません。ちゃんと観光するなら1週間半は必要だと思います。でもいくつかの場所には行けると思いますし、実は僕がチームディナーのセッティングをしているので、みんなに楽しんでもらえると思いますし、選んだ場所も街の中心なので、雰囲気も文化も味わえると思います。あと滞在中はフリータイムも少しあると思うので、おすすめの場所も紹介する予定です」

 八村にとって、今回のジャパンゲームズはウィザーズの一員として戦う初の凱旋試合。束の間の日本滞在を楽しみつつ、プレシーズンとはいえ、コートでは思う存分に暴れ回ってほしいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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