9月25日にさいたまスーパーアリーナで行なわれた「超RIZIN」で実現した元ボクシング世界5階級王者のフロイド・メイウェザー(アメリカ)と、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)の一戦は、エキシビションとはいえ、会場全体が沸き上がる攻防戦となった。

 しかし、この両雄の対戦を前にした花束贈呈式が波紋を広げている。文字通り試合直前の出来事だった。メイウェザーに花束を手渡す役割を担った「ごぼうの党」の奥野卓志代表は袴姿で登場したのだが、花束を渡さずにリング上に叩きつけたのだ。

 会場が騒然とするなかでメイウェザーも困惑。苦笑いを浮かべながら、しぶしぶ花束を拾い上げ、事態は収拾した。だが、ボクシング界が誇るレジェンドに対するリスペクトに欠ける行為には非難の声が殺到。格闘技界の名手たちも怒りを露わにしている。
  WBAスーパー、IBF、WBC世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が自身のツイッターで「エキシどうこうではなく、捨てられた花束を拾ったメイウェザーがカッコよ過ぎた…。俺なら確実に拾わん。メイウェザーに謝罪したい気持ちになったのは俺だけじゃないはず」と投稿。さらに総合格闘家の佐々木憂流迦も「素晴らしい作品、試合だからだったこそ、あの花束贈呈は本当に残念。いらん」とツイートし、苛立ちを抑えられない様子だ。

 朝倉の健闘とメイウェザーの異次元さが見られた試合だった。それだけに花束を叩きつけた奥野氏に対する批判は続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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