ストーブリーグを前に、ロサンゼルス・エンジェルスは大きな契約を締結した。

 現地時間10月1日、エンジェルスは大谷翔平と年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約に合意したと発表。来季を見据えて早くもスタートを切った。

 文字通りの“ビッグディール”である。23年で契約満了となる大谷の今季年俸は550万ドル(約7億9600万円)と格安。それゆえに年俸調停権を持っていた今オフは大幅アップが予想されていたなかで、年俸調停を回避して1年契約を結んだ選手では史上最高額の契約を勝ち取った。

 もっとも、オフのトレードが回避されたわけでもなければ、来季以降の退団がなくなったわけでもない。それでも、今季年俸からの約445%のアップには小さくない反響が集まっている。米紙『New York Post』の人気コラムニストであるジョン・ヘイマン記者は、次のように伝えている。

「オオタニの年俸調停での増額は2450万ドルで、ジェイコブ・デグロムの年俸調停増額記録の960万ドルを打ち破った。もちろん、本当に、彼は他の誰よりも優れている」
  デグロムは2018年シーズン終了後にメッツと年俸740万ドル(約10億7000万円)から1700万ドル(約24億6000万円)へのアップで1年契約締結。これまではこの剛腕投手の契約が年俸調停の権利を持った選手では最高の上がり幅だった。

 そんな球界屈指のスターの契約を塗り替えた大谷と契約を結んだエンジェルスには、賛辞が相次いでもいる。専門メディアの『Angels Win』は「新オーナーがショウヘイ・オオタニと契約し、エンジェルスに長期滞在するための素晴らしいステップだ」と指摘した。

「新オーナーがオオタニなしに球団を購入するのは想像ができません。ショウヘイは、彼にふさわしい大きな昇給を勝ち取った。本当に良かった」

 今季も二刀流で異彩を放ってきた。そんななかでそれにふさわしい契約を勝ち取った大谷。今後も彼の一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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