現地時間10月27日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第5節が行なわれ、グループEではレアル・ソシエダが2-0でキプロスのオモニア・ニコシアを下して、全グループの中では唯一となる無傷の5連勝を飾った。

 2節のレアレ・アレナでの対決では2-1で下している相手の本拠地に乗り込んだソシエダは、主導権を握りながら前半アディショナルタイムにアシエル・イジャラメンディの左からのクロスをロベルト・ナバーロが頭で合わせて先制。60分にはペナルティエリア内にテクニカルなドリブルで侵入したナバーロがマイナスに折り返したところを、ブライス・メンデスがダイレクトで強烈に突き刺して加点し、勝利を盤石なものとした。

【動画】ソシエダが無傷のEL5連勝! しかし久保は気になる負傷退場に… ELでは今季3試合目の先発出場を果たした久保建英は、今回は3トップの右ウイングとして攻守に積極的なプレーを披露。守備では精力的に相手にプレッシャーをかけ続け、攻撃ではわずかに枠を外れる惜しいミドルを放つなど効果的な働きを果たしていた。しかし33分にヤン・レチャクスとの競り合いで左肩を痛め、治療の後は普通にプレーしたものの、後半はピッチに立つことはなかった。

 試合後、チームからはこの件についての言及はなく、サッカー専門サイト『El Desmarque』は「また新たな怪我の亡霊がソシエダに舞い降り、今回は久保だった」「ラ・レアルに関わる全ての人々が、久保の怪我が軽いものであることを望んでいる」と報じた。

 しかし、同じ記事の中で「『Radio MARCA』によれば、久保はイマノル・アルグアシル監督の元に行き、日曜日の試合(ラ・リーガ第12節ベティス戦)の出場は大丈夫だと伝えた」とも記述。また久保本人も、SNS(インスタグラムのストーリー)で勝点3奪取を喜びとともに、「Estoy bien(僕は大丈夫です)」と投稿している。

 そんな彼の45分間のプレーについて、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で「1」という評価を下し、「ボックスの端から左足で良いシュートを放ったが、ポストをかすめて外れた」と言及。一方の『AS』紙は「16分に久保が相手CBアダム・ラングをかわしてポストすれすれのシュート。これはホームチームにとって、この試合最初の脅威となった」と報じた。
  バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「左肩にダメージを負うこととなった。激闘の中で、日本人選手は悪いプレーの犠牲となり、交代を強いられることに。ボックスの端から鋭いシュートを放ち、ゴールに迫った」と負傷に触れ、別の記事では「久保はキプロスのチームを下した試合の後、左肩に不快感を残しながらも、日曜日のベティス戦には出場できることをロッカールームで確信した」と綴っている。
  同じくバルセロナのスポーツ紙である『SPORT』からも「余裕を持ってオモニアを破ったELの一戦、ソシエダの悪いニュースは、久保が試合途中に肩を痛めてピッチを去ったことだ」と報じられた日本人アタッカーについて、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で及第点となる「6」(チーム2番目タイ)を与え、以下のように21歳の背番号14を評した。

「常に何かを残した。ベストな夜ではなかったが、彼はトライを止めなかった。2つの良いフィニッシュを見せるも得点機を逸し、CKでの良いキックはホン・カリカブルが決め損なった」

 同じく採点を「6」としたのは、前述の『El Desmarque』で、寸評では「彼は右ウイングとして、多くのスペースを見つけた。またシュートも試みたが、精度が欠けていた。肩を痛めた際には周囲に不安を与え、幸運にもピッチ上で前半を終えることができたが、前半が終わると彼はロッカールームに留まった」と、プレーと負傷の両方に言及。また、別の記事では「日本人選手は良いパフォーマンスを見せていた」と評している。

構成●THE DIGEST編集部
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