いよいよ今季も終わりが見えてきたメジャーリーグだが、依然として二刀流スターの去就に現地から熱い視線が注がれている。レギュラーシーズン終了直前に年俸調停を回避し、ロサンゼルス・エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ大谷翔平のそれだ。

 以前からトレードの噂が絶えない大谷だが今回、「複数球団がエンジェルスはオオタニを動かす“意欲なし”と見ている」と報じたのが、ニューヨークの放送局『SNY』。現地11月1日に掲載された記事内で、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキースの番記者を務めるアンディ・マルティーノ氏が、エンジェルスは大谷を放出する気はない、と指摘している。

 トレードの可能性がしきりに報じられてきた中での同ニュースについて、記事を執筆したマルティーノ氏は、「メッツやヤンキース、そして先発ローテーションとラインナップで補強を必要する多くの他球団にとって、残念なこと」とコメント。さらに、複数の球団関係者から得た話を踏まえ、「エンジェルスは現在、オオタニについて議論する気がなさそうだ」と強調した。
  また、「現在、エンジェルスは球団の売却中で、オオタニはフリーエージェント(FA)まであと1年だ」と球団側、選手側の状況を整理すると、「エンジェルスはオオタニとの契約延長を目指す可能性が高い」とも記述。「もし彼を引き留められない場合は、(来年)7月のトレード放出を視野に入れるだろう」と、他球団視点での見識が紹介した。

 今季も圧巻の二刀流パフォーマンスを披露し、間違いなくレギュラーシーズンにおける主役の一人だった大谷。去就が不透明の状態は続いているが、果たして今後どうなっていくのだろうか−−。

構成●THE DIGEST編集部

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