現地時間11月4日、選手間投票によって決まる「プレーヤーズ・チョイス・アウォード」各賞の受賞者が発表。両リーグMVPに相当する「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、アメリカン・リーグ最優秀野手に贈られる「アウトスタンディング・プレーヤー」の2部門で、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが選出された。

 今季のレギュラーシーズンに62本塁打と打ちまくり、ロジャー・マリス氏のア・リーグ年間最多記録を61年ぶりに塗り替えたジャッジ。本塁打と打点(131)の2冠を手中に収めたほか、打率.311、出塁率.425、長打率.686、OPS1.111と図抜けた打撃スタッツを叩き出し、文字どおり“怪物スラッガー”の真価を発揮してみせた。

 もっとも、注目された大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)も、この2部門で最終候補に残っていた。今季は打者として打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875、投手として15勝、防御率2.33、219奪三振をマーク。加えて「シーズン30本塁打&2桁勝利」、「投打両方での規定到達」と史上初の偉業を成し遂げたが、2年連続のダブル受賞とはならなかった。
  今回の発表を受け、地元紙『Orange County Register』でエンジェルスの番記者を務めるジェフ・フレッチャー氏は自身のツイッターで反応。MLBPA(メジャーリーグ選手会)の投稿をリツイートしたうえで、「ジャッジが2部門でオオタニを破り、年間最優秀選手、ア・リーグ最優秀野手に輝いた」と怪物スラッガーを称えた。

 また、『Orange County Register』は「オオタニが金曜日、0対2で敗戦」と見出しに打った記事内で、「エンジェルスの二刀流スターは、2部門で最終候補に残ったものの、いずれもMLBプレーヤーがジャッジを選んだ」と報道。さらに、現地時間17日に発表予定のア・リーグMVPに向けて、「今年はオオタニとジャッジが2大候補だ」とあらためて記された。

 またしてもジャッジに軍配が上がったが、果たして“本番”の結果はどうなるのだろうか。まずは、現地時間7日の最終候補発表に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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