メジャー・リーグ(MLB)は現地時間11月5日、ヒューストン・アストロズが5年ぶり2度目の世界一に輝くとともに、オフシーズンに突入した。8年連続でポストシーズン進出を逃したロサンゼルス・エンジェルスも補強へ向けての忙しいオフシーズンを送ることになりそうだ。

【動画】圧倒的だった1年! MLB公式がまとめた大谷翔平の2022年のプレーバックをチェック そんな中、エンジェルスニュースサイト『Halo Hangout』のザッカリー・ロットマン記者は、過去10年間のロサンゼルス・エンジェルスのオフシーズンの動きについてまとめている。

 同記者によると、エンジェルスは、オフシーズンにいくつかの大きな動きをしてきたが、それが大きな裏目に出た例として、2011年オフのアルバート・プーホルス、そして翌年のジョシュ・ハミルトンとの契約を挙げ、それらについて言及している。

 一方でエンジェルスのベストの動きとしては、大谷翔平との契約を挙げ、「オオタニとの契約で、エンジェルスは満塁ホームランを打った。過去10年で最高オフシーズンの動きだった」としている。

 大谷はプロ5年目の2017年オフに北海道日本ハムファイターズよりメジャー入りした。1年目は打者として104試合に出場し打率・285、22本塁打、61打点をマーク。投手としては10試合に先発登板し4勝2敗、防御率3・31の成績を残し、アメリカン・リーグ新人王に輝いた。

 2年目、3年目はトミー・ジョン手術の影響や怪我などで、思うように実力を発揮できなかったものの、4年目に再び開花。46本塁打、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振と圧巻のパフォーマンスを披露し、アメリカン・リーグ満票MVPやコミッショナー特別表彰など数々の賞を手にしてきた。

 そして、5年目となる今季は、投手として166イニングで15勝9敗、防御率2.33、219奪三振とハイパフォーマンスを記録。打者としても打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875と活躍し、「シーズン30本塁打&2桁勝利」「投打ダブル規定到達」などの記録も達成。

 同記者は「このオフシーズン、トレード期限、あるいは2023年のシーズン後に、オオタニのことで物事が大きく狂う可能性がある。このスーパースターは、調停を避けるために1年3000万ドルの契約にサインしたが、長期延長にはサインしておらず、シーズン終了後はフリーエージェントとなる。エンジェルスは、過去10年のオフシーズンで最高の一手を無駄に失うことになりかねない」と警告をしている。

 エンジェルスは、この偉才を引き留めるためにも、このオフシーズンは全力でチームの立て直しに取り組んでいかなければならない。今後のエンジェルスの動きに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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