やはり、この男も最終候補リストに入れるべきだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間11月7日、全米野球記者協会の投票によって決まるアメリカン・リーグの最優秀選手賞(MVP)に、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)とともに最終候補者に残った。大谷はMLB史上19人目となる満票受賞を果たした昨シーズンに続くファイナリスト入りで、2年連続のMVP受賞が期待されている。
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 MVP以外にもサイ・ヤング賞、新人賞、年間最優秀監督賞などのファイナリストも発表された。MLB公式『MLB.com』のポール・カセラ記者は8日、各賞の最終候補者の顔ぶれを見た上で、ファイナリストではなくとも受賞するに値する選手として、大谷翔平をサイ・ヤング賞の候補選手に追加するべきと提言している。

 アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞の最終候補入りしたのはディラン・シーズ(シカゴ・ホワイトソックス)、アレック・マノーア(トロント・ブルージェイズ)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)の3名。

 カセラ記者は「オオタニはアメリカン・リーグMVPのファイナリストだが、彼はサイ・ヤング賞の話題にも簡単に参加できるだろう。166イニングで219奪三振は、バーランダー(175イニングで185奪三振)、マノーア(196回3分の2で180奪三振)よりも投球イニング数が少ないにも関わらず、簡単に上回っている。もちろんバーランダー、シーズ、マノーアはERAでア・リーグトップ3にランクされており、それぞれが候補に値するが、オオタニはマウンドでそれ以上の力を発揮している。それだけの価値がある」と語っている。

 大谷は今季28試合に先発し15勝(リーグ4位)、防御率2.33(リーグ4位)、奪三振219(リーグ3位)、投球回166(リーグ20位)、WHIP1.01(リーグ5位)、奪三振率11.87(リーグ1位)と、いわゆる投手三冠(勝利・防御率・奪三振)の項目でリーグトップ5入り。さらに、レギュラーシーズン最終戦で史上初の「規定投球回&規定打席のダブルクリア」を達成。二刀流として昨シーズン以上のインパクトを与え、米球界に刻んだ功績を鑑みても大谷がサイ・ヤング賞のファイナリストにノミネートされても不思議ではないと言える。
  また、カセラ記者はア・リーグMVPのファイナリストに大谷の同僚であるマイク・トラウトも加えるべきと言及している。

「トラウトは今季119試合で40本塁打を打つことができた。これはア・リーグでジャッジに次ぐ2位(離れた2位ではあるが)で、162試合で54本塁打のペースでもある。また、長打率.630、OPS.999を記録し、いずれもア・リーグで450打席以上の選手の中でジャッジに次ぐ2位にランクされている」

 はたして、注目の賞レースを制するのは一体誰になるのだろうか。サイ・ヤング賞は現地時間16日、MVPは17日に発表される。

構成●THE DIGEST編集部

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