ワシントン・ウィザーズの八村塁が今季最高の輝きを放った。

 現地時間11月10日、本拠地キャピタル・ワン・アリーナで行なわれたダラス・マーベリックス戦に途中出場した八村は、25分50秒のプレーで今季自己最多となる23得点(フィールドゴール9/14、3ポイント2/4、フリースロー3/3)、8リバウンドをマーク。113−105での勝利に大きく貢献した。

 前半に3ポイントやダンクなどで12得点を奪った背番号8の見せ場は後半。第3クォーター開始1分43秒にコートに入ると、まずはカイル・クーズマのドライブに合わせて豪快なワンハンドダンクを成功。その直後の8分19秒には再びクーズマとの連携からゴール下でパスを受けると、空中で2人のディフェンダーをかわす華麗なダブルクラッチでゴールを奪って場内を沸かせた。

 試合後、会見でこのプレーについて聞かれた八村は「素晴らしかった。試合後に映像を観たけど『オーマイガー』という感じだったよ」と自画自賛。「ああいうレイアップはたまに練習する。遊び感覚でやるんだ。自分でも凄いと思ったよ(笑)」と満面の笑みを見せた。
  このダブルクラッチはNBAの公式Twitterでも「ルイ・ハチムラのアクロバティックなリバースフィニッシュ!」と紹介されたほか、リーグが連日発表しているトップ5プレーにも選出(通常はトップ10。この日は4試合のみのためトップ5に)。

 マブズのルカ・ドンチッチがウィザーズ戦で見せた巧みなアシスト(5位)や、ジェレミー・グラント(ポートランド・トレイルブレイザーズ)の強烈なスラムダンク(3位)などが選ばれるなか、八村は堂々の2位にランクイン。1位はアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングとジョン・コリンズによる、超長距離アリウープが選出された。

 今季は開幕から全試合に出場し、12試合中10試合で2桁得点をあげるなど持ち前の安定感を発揮している八村。さらにここ3試合はすべて15得点以上と調子を上げており、チームも勝率5割復帰と復調気味だ。今後も“日本の至宝”の極上プレーから目が離せない。

構成●ダンクシュート編集部