2022年も現球界で唯一無二の二刀流を貫いている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、多士済々のメジャーで一大フィーバーを巻き起こした。

 投げては28試合に登板してメジャーキャリア初の2桁勝利(15勝)をマークし、防御率2.33、219奪三振と昨季以上のハイスタッツを記録。さらに打撃でも打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875を躍動。史上初の「シーズン30本塁打&2桁勝利」「投打ダブル規定到達」を成し遂げた。

 メジャー記録を次々と塗り替えてみせた大谷だが、その活躍には、2022年シーズンを終えた現在も賛辞が絶えない。現地時間11月11日、かつて米放送局『ESPN』に務めていたベテラン記者のゴードン・エデス氏は、米スポーツ専門局『Bally Sports』の番組に出演し、大谷をアメリカン・リーグのMVP受賞に推挙した。
  同氏は年間62本塁打と打ちまくり、ロジャー・マリス氏のア・リーグ年間最多記録を61年ぶりに塗り替えたアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)を高く評価しながらも、その“対抗馬”として根強い人気を誇る大谷に触れ、「今季のオオタニに匹敵するのは、どこかの研究所で作られた別世界の選手だけだろう」と指摘した。

 また、“前例のない”二刀流パフォーマンスに驚きを隠せないようで、「人間ではない」と絶賛すると、今季の投打スタッツに改めて注目。「彼はリーグでトップ10に入る打者だ。そして投手としてもリーグトップ10に入っている。こんなの見たことがない」としたうえで、最後は「ショウヘイはMVPだ」との言葉で締めくくった。

 現在、ジャッジとヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)とともにア・リーグMVPの最終候補として残っている大谷。かねてから熱視線が注がれている今季の受賞レースだが、果たして結果はどうなるのか。運命の発表は、現地時間11月17日に行なわれる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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