開戦まで約1週間に迫っているカタール・ワールドカップ。グループEでドイツ。スペインという世界屈指の強豪国と相対する日本にとって楽ではない戦いが予想されるなかで、注目度を高めているアタッカーがいる。ブライトンの三笘薫だ。

 現在25歳の若武者は、目下、絶好調だ。今夏にベルギーのユニオンSGからブライトンにレンタルバックを果たすと、第2節のニューカッスル戦でプレミアリーグデビュー。その後も左サイドを主戦場に積極果敢な仕掛けで存在感をアピールすると、第15節のウォルバーハンプトン戦でプレミア初ゴールをゲット。さらに4日後に行なわれたリーグカップのアーセナル戦では強敵から値千金の勝ち越し弾をねじ込んだ。

 多士済々のプレミアリーグでも三笘の存在感は稀有なものになりつつある。元リバプールで、英公共放送『BBC』の解説者であるダニー・マーフィー氏から「ミトマは常に脅威だ」と称えられた稀代のドリブラーは、リーグ屈指のハイスタッツも残す。なんと今季のプレミアリーグにおける90分あたりのチャンス創出数(2.9)が、マンチェスター・シティの司令塔ケビン・デ・ブライネ(3.8)に次ぐ数なのである。
  無論、ここまで目に見える結果を残せば、周囲の期待が高まるのは必然だ。英ブックメーカー『Live Score』は「カオル・ミトマは辛抱強く、ブライトンで輝ける時を待ち、ベルギーで研鑽を積み続けた」と昨季のレンタル先での活躍を伝えたうえで、「彼はワールドカップを迎えるという最高のタイミングでトップフォームに達した。いまや、ミトマはサムライブルーの秘密兵器だ」

 同社はカタールで日本がグループステージを突破する可能性について「まず、望みは薄い。それが現実的に見た時の答えだ」と強調。そのうえで「ミトマはカタールで世界の注目を集めるためのありとあらゆるスキルを備えているように見える」と25歳の俊英MFに熱視線を送った。

 現地時間11月14日に「病気で熱がある。プレーできない」とブライトン公式で発表され、代表への合流が遅れる見通しとなってしまった三笘。はたして、国内外で注目が集まっている25歳は、灼熱のカタールで周囲の下馬評を覆そうとする森保ジャパンの快進撃を支える急先鋒となれるのか。そのコンディションを引き続き注視したい。

構成●THE DIGEST編集部

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