2022年シーズンも稀代の天才プレーヤーへの娯楽は尽きなかった。ロサンゼルス・エンジェルスで二刀流を貫いた大谷翔平である。
【動画】大谷翔平が見せた笑顔の振る舞い! 球審との微笑みのやり取りをチェック

 グラウンド内でのパフォーマンスは周知の通り、圧巻の一語だ。アメリカン・リーグMVPを獲得した昨季に続いて投打の両局面で異彩を放った大谷は、メジャー史上初となる「シーズン30本塁打&2桁勝利」「投打ダブル規定到達」を達成。本人が「目標」として掲げてきた米球界での殿堂入りにまた一歩近づく規格外の活躍を見せた。

 一方でグラウンド外でも話題を提供した。とりわけ話題となったのは、シビアなゲーム中の審判とのフレンドリーなやりとりだ。そんな大谷の気丈な振る舞いがふたたび脚光を浴びている。

 現地時間11月14日に“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで「ピッチングニンジャアワード2022。最もフレンドリーな粘着性物質チェックで賞」と銘打った独自の賞に大谷を選出したのである。

 現地の野球ファンや識者たちも驚かせた一コマだった。去る6月16日(現地時間)に行なわれたシアトル・マリナーズ戦で、先発マウンドに立った大谷は、序盤3回を無失点に抑えて、駆け足でダグアウトに下がろうとしていた。その時だった。エンジェルスの背番号17は球審から腕を引っ張られるようにしてチェックを要求されたのだ。
  しかし、そこでも大谷は嫌な顔ひとつせずに振る舞った。「あぁごめんなさい」と言わんばかりのにこやかな表情でチェックに応じると、球審の肩をグラブでポンッと軽く叩いてからベンチに下がったのである。

 この身体チェックを巡っては、審判の執拗なチェックに苛立ちを隠さない選手も少なくない。そうしたなかで、不満げな顔を見せずに応じた大谷をフリードマン氏は、数多の投手たちの中から称えたのである。

 ちなみにこのユニークな投稿には反響も寄せられており、元ミネソタ・ツインズの投手であるブロック・スチュワートは、「こんなの今まで見たことないよ。とても面白い!」と実体験をふまえて、二刀流戦士の振る舞いを絶賛した。

 今季もありとあらゆる話題性を提供した大谷。オフに契約満了を迎える来季はフリーエージェントの行方も注目されるなかで、その一挙手一投足により人々の熱視線が注がれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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