11月17日、今オフのポスティングシステムによるメジャー移籍を球団から容認された吉田正尚(オリックス)は、いよいよ世界最高峰の舞台に挑む。

 すでにシアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキースやトロント・ブルージェイズ、さらにフィラデルフィア・フィリーズが吉田に関心を示していると報じられているが、ここにきて新たなチームが浮上した。今年ナショナル・リーグ東地区で優勝を収め、ポストシーズンでは地区シリーズで敗退したアトランタ・ブレーブスだ。

 今季プロ7年目の29歳は、打率.335、21本塁打、OPS1.008、得点圏打率.367と見事な成績を残し、チームの26年ぶりとなる日本一に貢献した吉田。さらにNPBでダントツ1位の四球/三振率の1.95(80四球/41三振)という三振の少なさは米国で最も注目されている。

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 外野手のロビー・グロスマンがフリーエージェント(FA)になったために補填を必要となったブレーブス。そんな名門の情報を日夜発信する米メディア『Tomahawk Take』のデイビス・タンゲマン記者は、獲得すべき2つの理由を説明した。ひとつ目には「即座にスタメン左打者となる」と挙げ、こう説明を続けた。

「昨シーズンからリーグ全体でDHが導入されたため、ブレーブスとしては、それ以降のシーズンでDHが必要になる可能性を心配する必要はない」
  さらに2つ目は、「オオタニのいるエンジェルスが、国際的な注目とスポンサーの機会を大量にもたらすのを見てきたように、日本の熱心な視聴者層を取り込めるかもしれない」と期待をもって綴っている。

 ただ、懸念もある。日本人選手が多く希望する西海岸や東海岸チームと比べるとアトランタにあるブレーブスは日本人には馴染みが薄い。かつて、川上憲伸や斎藤隆が在籍していたが、チームの期待に添えなかった。

 それでも同記者は、「優勝争いの渦中にあるチームへの移籍は、ヨシダにとって最適な選択といえるだろう」と吉田視点からもブレーブスを推奨した。初めて日本の地を離れるサムライは、果たしてどのチームを選ぶのか。今後の選択から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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