現在、カタール・ワールドカップでアルゼンチン代表を36年ぶりの世界一に導くべく奮闘しているリオネル・メッシ。クラブレベルでは、所属先であるパリ・サンジェルマンとの契約が今季限りで切れるということで去就が注目されているが、11月27日付の英国の日刊紙『THE TIMES』が、この35歳のスーパースターの次なる行き先が北米大陸になると報じている。

【動画】メッシ、アルゼンチンを救う値千金の鮮烈ミドル弾! 同メディアによれば、彼はMLS(メジャーリーグ・サッカー)のインテル・マイアミとの交渉で合意に近づいており、W杯終了後に正式に契約を結ぶという。あのデイビッド・ベッカムが共同所有していることで知られるアメリカ・フロリダ州のマイアミをフランチャイズとするこのクラブに加入することになれば、メッシはMLS史上最高額の選手となるようだ。

 また、米国の大手紙『New York Times』によれば、メッシの図抜けた技術に対応できる“パートナー”が必要であるとして、マイアミはイタリア・セリエBのコモでプレーしているセスク・ファブレガス、そしてこちらも現在はカタールW杯に参加しているウルグアイ代表のルイス・スアレス(今季は母国のナシオナルでプレー)という、メッシのバルセロナ時代の盟友の獲得も狙っているという。

 ベッカムがメッシを一番のターゲットにしてきたことは以前から報じられており、また彼にはパリSGのカタールのオーナーたちと直接的な繋がりがあり、またカタールW杯の大使も務めていること、さらには契約を結んでいるアディダスからも、このアルゼンチン人選手と強固な関係を築くことが可能だったと同メディアは綴っている。

 これに対し、パリSGは週給120万ポンド(約2億円)という驚異的な金額で契約を延長しようとする可能性があるというが、日刊紙『THE Sun』は「最終的にはメッシ次第だ」と、今後の成り行きを見守る必要があると記述。しかし、日刊紙『Mirror』は同じアルゼンチン人のFWゴンサロ・イグアインが先月までプレーしたクラブに、リーグ史上最高の“稼ぎ手”が加わると報じ、現時点でメッシの年俸は不明だとして、同リーグの歴代の高年俸選手トップ10を以下のように紹介した。

1位:ロレンツォ・インシーニェ(トロントFC/990万ポンド=約17億円)
2位:フェデリコ・ベルナルデスキ(トロントFC/765万ポンド=約13億円)
3位:ジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/605万ポンド=約10億円)
4位:ズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー/595万ポンド=約9億9000万円)
5位:カカ(オーランド・シティ/545万ポンド=約9億1000万円)
6位:スティーブン・ジェラード(LAギャラクシー/513万ポンド=約8億6000万円)
7位:バスティアン・シュバインシュタイガー(シカゴ・ファイアー/505万ポンド=約8億4000万円)
8位:ハビエル・エルナンデス(LAギャラクシー/495万ポンド=約8億2000万円)
8位:フランク・ランパード(ニューヨーク・シティ/495万ポンド=約8億2000万円)
8位:ジャーメイン・デフォー(トロントFC/495万ポンド=約8億2000万円)
  ちなみに、前述の『THE Sun』紙は今月、インタビューでの爆弾発言によってマンチェスター・ユナイテッドから契約を破棄されるというセンセーショナルな事件を受けて、インテル・マイアミがクリスチアーノ・ロナウドと交渉に入ったことを伝えていた。
  現在はポルトガル代表のエースとしてカタールでW杯を戦い、ガーナ戦では5大会連続得点という前人未到の大記録をPKで達成した“無所属”の37歳の去就も注目されるところであり、今夏に中東サウジアラビアのアル・ヒラルから日本円にして総額約500億円のオファーを受けるも断っていたことが英メディア『The Athletic』によって明らかになったが、同クラブが再度獲得に向けてアタックしたとスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が報じている。

 元イングランド代表DFで現在はコメンテーターを務めるガリー・ネビルは、マンU時代のチームメイトであるロナウドのW杯後について、「4、5か月間の短期契約が可能な欧州のビッグクラブを最優先に探しており、チャンピオンズ・リーグにも出場し、マンUで起こったことが間違いだったことを証明したいと考えていると思う。彼はその期間でも輝かしい結果を残せるだろうが、シーズンの終わりには、自身の今後について考える時が来るだろう」と、『Sky Sports』に対して語った。

 チェルシー、ニューカッスルなどのプレミア勢の関心も伝えられる一方で、欧州以外のクラブ行き、さらには今季限りでの現役引退などの可能性も囁かれるロナウド。メッシ同様、長くサッカー界を牽引してきたスーパースターの将来がどうなるか、非常に興味深いところである。

構成●THE DIGEST編集部
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