現地時間1月7日、ロサンゼルス・レイカーズは、敵地ゴールデン1・センターへ乗り込み、サクラメント・キングスと対戦した。

 今年に入って負けなしのレイカーズは、前半でレブロン・ジェームズとデニス・シュルーダーが16得点、ラッセル・ウエストブルックが14得点、トーマス・ブライアントが13得点をマークし、73−73で後半戦へ。

 後半に入っても接戦が続き、同点で迎えた第4クォーター残り3.6秒、レイカーズはシュルーダーが2本のフリースローを決めて勝ち越しに成功。最後はディアロン・フォックスの3ポイントが外れ、レイカーズは136−134で制して5連勝を飾った。

 リードチェンジが18回、同点が20回という接戦を制したレイカーズは、レブロン両チーム最多の37得点に8リバウンド、7アシスト、ブライアントが29得点、14リバウンド、シュルーダーが27得点、ウエストブルックが23得点、15アシストをマーク。チーム全体のフィールドゴール成功率61.0%(50/82)はシーズンベストだった。
  攻守の要であるアンソニー・デイビスがケガのため無期限の離脱となっているレイカーズだが、これで今季最長の5連勝、さらに同ディビジョン(パシフィック)のチーム相手にシーズン初勝利を飾り、19勝21敗(勝率47.5%)でウエスタン・カンファレンス12位とした。

 プレーイン・トーナメント最終枠にいるユタ・ジャズ(20勝22敗/勝率47.6%)とのゲーム差はなしで、プレーオフ最終スポットの8位ゴールデンステイト・ウォリアーズ(20勝20敗/勝率50.0%)とはわずか1ゲーム差、6位のロサンゼルス・クリッパーズ(21勝20敗/勝率51.2%)とも1.5ゲーム差まで縮まっている。

 そしてレギュラーシーズン通算3万7965得点としたレブロンは、カリーム・アブドゥル・ジャバーが保持するNBA歴代1位の3万8387得点まであと422得点とした。

 昨季、33勝49敗(40.2%)と惨敗しプレーオフを逃した名門は、現在の調子を維持しプレーイン・トーナメント進出枠、さらにはプレーオフ出場圏内まで入り込めるか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)