2023年のF1界、勝者&出来事を蘭メディアが大胆予想! 3年目の角田裕毅に「アルファタウリとF1を去る」と厳しい見解も
【動画】今季最終戦を飾ったのはフェルスタッペン! 2位争いも最後まで白熱 オフシーズンの今、各国メディアは新たな戦いがいかなるものとなるかをそれぞれ分析し、予想しているが、その中でオランダのF1専門サイト『GPBLOG』は、オランダ語版、フランス語版、ドイツ語版、イタリア語版、英語版、ポルトガル語版、ポーランド語版の編集に携わる13人のスタッフによって、2023年のドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンが誰になるかを予想した。
ドライバータイトルについては、9人がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3連覇を果たすと見ており、他には3人がルイス・ハミルトン(メルセデス)の復権、そして1人がシャルル・ルクレール(フェラーリ)の初制覇を予想。ちなみに後者は、フランス語版の編集者によるものである。
最強チームの予想は、意見が2つに分かれ、7人はメルセデス、6人がレッドブルに投票。理由としては、前者が昨季の大不振を克服してチャンピオン争いに復帰し、ハミルトン、ジョージ・ラッセルの2人がコンスタントに上位でフィニッシュしてポイントを獲得できるという見立ての他、一方で後者がフェルスタッペンとセルジオ・ペレスの間に問題が起こる可能性があるということのようだ。
ちなみに同メディアは、他に「大胆な予測」をスタッフに要請しており、これに対して「ハミルトンが2年連続で苦戦して現役引退」「昨季で引退したセバスティアン・ヴェッテルが復帰を決断」「車の開発に加え、フェルナンド・アロンソの加入も問題となって、アストンマーティンが最下位転落」「ランド・ノリス(マクラーレン)がチャンピオンシップでトップ5入り」「ノリスがグランプリ初優勝」「ルーキーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がいきなり表彰台」といった、様々な“予言”がなされている。
また、レッドブルのコスト上限のペナルティーが適用されれば、レッドブルの優位性が著しく低下するということで、これによりセカンドドライバーのセルジオ・ペレスの早期契約終了に繋がるとの見方も。さらに別の予想では、ペレスの今季限りの離脱だけでなく、その後釜に今季よりアルファタウリで初のF1フル参戦に臨むニック・デ・フリースがつくとの予想もある。
そして、そのデ・フリースのチームメイトとして、F1での3シーズン目に臨む角田裕毅に対する言及もあり、ポーランド語版のスタッフが「角田はアルファタウリとF1を去る」という、以下のように理由を綴っている。
「角田の将来は、それほど有望なものではない。彼は自分自身の力を証明するため、これまで2シーズンを過ごしたが、それを成し遂げることができなかった。(レッドブル顧問の)ヘルムート・マルコが辛抱強い男ではないことを考えれば、角田は2023年には良い結果を出さなければならない」
他にも、「マクラーレン、アストンマーティン、アルピーヌによるグランプリ優勝」の他、「ウィリアムズで、ルーキーのローガン・サージェントがアレクサンダー・アルボンを成績で上回る」、そして「フェルスタッペンとペレスの関係悪化により、後者がリザーブドライバーのダニエル・リカルドが交代する」とも予想された。
果たして、これらの中の幾つが現実のものとなるだろうか。そして、角田に関する予想は外れることを願いたいものだが、果たして!?
構成●THE DIGEST編集部 【関連記事】角田裕毅「完全に僕のミスで弁解の余地なし」…専門メディアは「最悪のレース」と酷評する一方でチームの判断に疑問も
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