今シーズン、メジャー6年目を迎える大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）。一昨年は満票選出でアメリカン・リーグMVPを受賞し、昨年はメジャー史上初の規定打席と規定投球回の「ダブル到達」を果たすなど、米球界を沸かせている。

　今季も多方面から熱視線が注がれるであろう28歳の日本人に、MLB識者から早くも期待が寄せられている。MLB公式サイト『MLB.com』は現地23日、「現在の球界ナンバー１選手は誰だ」と題したストーリーズに、トップ10の選手を投稿。堂々トップに選出されたのは大谷だった。

　ナンバー１に輝いた大谷は投手兼指名打者で選出。やはり、今季も稀代の二刀流スターにかける注目度は大きいと言える。大谷は同日、エンジェルスのキャンプ地アリゾナ州テンピにあるディアブロ・スタジアムでフリー打撃に臨み、快音を連発。フィル・ネビン監督から２年連続の開幕投手に指名されるなど、今季も投打での活躍が期待されている。

　２位には、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ。大谷と昨年熾烈なMVP争いを演じ、アメリカン・リーグ新記録の62本塁打を放ち、初のMVPに輝いた。今オフには９年間の再契約を結び、ヤンキースのレジェンドであるデレク・ジーター以来の主将に就任する。

　３位には、大谷のチームメイトであり、３月に開幕するWBCでは米国代表の主将を務めるマイク・トラウトが名を連ねた。
 　その他、ランク入りした選手は下記の通り。今季のMLBも彼らを中心に目が離せない熱いプレーに注目したい。

１位　投手/DH　大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）
２位　右翼手　アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）
３位　中堅手　マイク・トラウト（ロサンゼルス・エンジェルス）
４位　右翼手　ムーキー・ベッツ（ロサンゼルス・ドジャース）
５位　三塁手　マニー・マチャド（サンディエゴ・パドレス）
６位　三塁手　ノーラン・アレナド（セントルイス・カーディナルス）
７位　一塁手　ポール・ゴールドシュミット（セントルイス・カーディナルス）
８位　三塁手　ホセ・ラミレス（クリーブランド・ガーディアンズ）
９位　左翼主　ヨルダン・アルバレス（ヒューストン・アストロズ）
10位　一塁手　フレディ・フリーマン（ロサンゼルス・ドジャース）

構成●THE DIGEST編集部

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