【NBA】八村塁は2得点に終わるもレイカーズは27点差をひっくり返し逆転勝ち。渡邊雄太は出番なくネッツも惜敗<DUNKSHOOT>
ルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングの超強力オフェンシブ・デュオを擁するマブズと対戦したレイカーズは、前半ショットがまるで入らず、特に第1クォーターはフィールドゴール6/26(成功率23.1%)、3ポイントに至っては10本放ってすべてミス。守備でも精彩を欠き、第2クォーター中盤には21−48と最大27点ものビハインドを背負う。
そこでようやく目が覚めたか、この日30得点、15リバウンドと暴れ回ったアンソニー・デイビスを中心に反撃に転じると、第4クォーター開始直後にはレブロン・ジェームズの3ポイントで81−81の同点に。その後はリードチェンジを繰り返す一進一退の攻防が続いたなか、102−103の残り2分からデイビスのプットバックダンク、レブロンのリバースレイアップで3点のリードを奪う。そのままマブズの追撃を振り切りオールスター明け2連勝、球宴前を含め3連勝を飾った。
八村は第1クォーター残り6分49秒、8−9と1点ビハインドの場面で登場するも、直後のオフェンスで放った左コーナーからの3ポイントをミス。残り3分には左ローポストから1オン1を仕掛けたが、フィジカルなディフェンスの前にショットは外れ、直後のタイムアウト明けにベンチに下がった。
第2クォーターは開始からコートに立ったものの、どちらもレブロンとの合わせから打った残り11分半のゴール下でのフックショット、残り8分25秒のカッティングからのレイアップを続けてミスし、直後にベンチへ。第3クォーター残り1分57秒にトロイ・ブラウンJr.のパスを受けダンクで初得点を決めたが、勝負所の第4クォーターは出番がなかった。
最終的なスタッツは、11分12秒のプレータイムで2得点(フィールドゴール1/5、3ポイント0/1)、2リバウンド。ショットが不発で出場時間、得点ともレイカーズ移籍後最少となった。
ホークスと対戦したネッツは、8点ビハインドの第4クォーター残り1分17秒からスペンサー・ディンウィディーのレイアップ、ドリアン・フィニー・スミスとキャメロン・ジョンソンの連続3ポイントと新加入組の活躍で追いつくも、トレイ・ヤングに決勝ブザービーターを決められ敗戦。渡邊は出場機会がなく、チームも新体制となって以降1勝4敗となった。
29勝32敗(勝率47.5%)でウエスタン・カンファレンス12位に位置するレイカーズの次戦は、28日の敵地メンフィス・グリズリーズ戦。34勝26敗(勝率56.7%)でイースタン・カンファレンス5位のネッツも、同じく28日にミルウォーキー・バックスとの試合が組まれている。両チームとも東西の強豪相手に勝利することができるのか、八村&渡邊の両日本人選手の活躍と併せて注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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