“トリプルダブルマシン”ヨキッチが、2か月連続で月間MVPに選出!東はニックスのブランソンが初受賞<DUNKSHOOT>
2月の10試合に出場(欠場1試合)したブランソンは、平均27.3点、4.3リバウンド、6.0アシストをマーク。チームの9勝2敗に貢献し、キャリア5年目で初の月間MVPに輝いた。なお、ニックスの選手の受賞は、2021年4月のジュリアス・ランドルに次いで、直近9年で2人目となる。
26歳の司令塔は期間中、フィールドゴール成功率52.9%、3ポイント成功率42.6%と安定したシュート力でチームの攻撃を牽引。2月4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で41得点、13日のブルックリン・ネッツ戦では40得点と爆発力も披露した。
ブランソンを中心に好調のニックスは、2月11日から無傷の7連勝。37勝27敗でイースト5位に浮上している。
ナゲッツを9勝3敗に導いたヨキッチは、11試合の出場(欠場1試合)で平均22.6点、14.2リバウンド、10.2アシストをマーク。12月、1月に続く3か月連続の“月間平均トリプルダブル”を達成し、球団史上初となる2か月連続、通算6回目の受賞となった。
2月19日に28歳を迎えた万能ビッグマンは、11試合中8試合でトリプルダブルを達成。月間で同記録を残したセンターは、伝説の巨人ウィルト・チェンバレンと今年1月&2月のヨキッチだけだ。シーズン通算のトリプルダブル回数もリーグ最多の24回に伸ばし、同記録達成試合でチームは24勝無敗を誇っている。
期間中はフィールドゴール成功率64.2%、3ポイント成功率50.0%と高い水準を維持したヨキッチだが、今季は出場した55試合のうちフィールドゴール成功率が5割を下回ったのは10月28日の1試合のみ。10月30日からは、リーグ史上3位となる49試合連続で50%以上を継続中だ。
今季平均24.6点、11.7リバウンド、10.0アシストと、史上3人目の“シーズン平均トリプルダブル”も射程圏に捉えているヨキッチ。チームも44勝19敗でウエスト首位を快走している。
2月のその他の候補者は以下の通りだ。
■イースト:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)
■ウエスト:アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)、ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)、クレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
構成●ダンクシュート編集部