【NBA】八村塁が気迫の9リバウンド&自己最多3ブロック!ビッグ3不在のレイカーズを勝利に導く<DUNKSHOOT>
大黒柱のレブロン・ジェームズと司令塔のディアンジェロ・ラッセルに加えて、得点源のアンソニー・デイビスもケガで欠いたレイカーズは、デニス・シュルーダー、マリーク・ビーズリー、トロイ・ブラウンJr.、ジャレッド・ヴァンダービルト、モー・バンバが先発。
試合は前半を終えてサンダーが60−57とリード。それでもレイカーズは後半、逆転に成功すると、再びリードを許した第3クォーター残り2分4秒には八村のレイアップで1点差、直後の攻撃でも八村のオフェンシブ・リバウンドからのアシストでシュルーダーの3ポイントが決まり、再度逆転する。90−84とリードを広げて同クォーターを終えた。
第4クォーター、さらに八村が魅せる。同クォーター頭からコートに立った背番号28は、98−92で迎えた残り7分49秒に値千金の3ポイントを決めると、直後の守備でルージェンツ・ドートをブロック。その後もオフェンス・リバウンドに飛び込む気迫を見せれば、残り6分36秒には自己最多を更新する3本目のブロックから速攻で豪快なダンクを叩き込み、相手はたまらずタイムアウト。
八村の活躍でリードを13点に広げたレイカーズは、終盤も相手の反撃をかわして2試合ぶりの白星をあげた。
ビッグ3抜きで価値ある勝利を収めたレイカーズは、シュルーダーが最多の26得点、6アシスト、ブラウンJr.とオースティン・リーブスがそれぞれ19得点、4アシストをマーク。そのほか3人が2桁得点を記録した一方、八村はシュート機会が限られながらも、後半のハッスルプレーが評価され、第4クォーターは唯一のフル出場で勝利に貢献した。
ウエスタン・カンファレンス11位に浮上したレイカーズは10位のニューオリンズ・ペリカンズ(30勝32敗)まで0.5ゲーム差に接近。次戦は3日(日本時間4日)、4試合ぶりのホームで同8位(32勝32敗)のミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。
構成●ダンクシュート編集部